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台湾の法輪功修煉者が中共宗教局局長に厳かに忠告する(写真)

(明慧日本)2009年4月1日、台北で行われた台湾と大陸の「第2回世界佛教論壇」の閉会式に中華宗教文化交流協会会長として来台した中国宗教局局長の葉小文が出席した。記者達に法輪功に対する態度を問い質され、葉小文は顔色を変えた。そして一言も答えず記者達のマイクを遮った。

台湾の法輪功修煉者らは故宮の外で観光バスに乗っている数百人の台湾や大陸の宗教者に中共の法輪功に対する迫害の停止をアピールした

台湾の法輪功修煉者らは故宮の外で観光バスに乗っている数百人の台湾や大陸の宗教者に中共の法輪功に対する迫害の停止をアピールした

 法輪功への迫害を追及する国際組織のレポート「葉小文の法輪功迫害に関する調査報告書」には次のように書かれている。「葉小文は1999年、中共の首魁・江沢民が法輪功への弾圧を始めて以来、宗教、教育、マスコミなどのシステムを利用して、法輪功を中傷する言論を撒き散らした。彼は中国の人民が法輪功に対して恨みを持つよう煽動し、江沢民に協力して法輪功絶滅のための迫害を計画した主な共犯者で、全世界法輪功人権弁護団に追訴された中共官員の1人である。」

 2006年6月5日、法輪功修煉者らは米国ニューヨーク市南区連邦裁判所に集団告訴した。告訴状には中国国家宗教事務局局長・葉小文、副局長・王作安などが宗教活動の形式で数回法輪功及び創始者を中傷、誹謗する言論を発表し、法輪功修煉者に対して恨みを持つように中国の人々を煽動したことが書かれていた。

 中共の統治下では、中国大陸での信仰の自由が全く保障されていない。中共は幾つかの寺院、礼拝堂を祀る一方で、人々の敬虔な信仰への迫害を強化したのである。台湾駐在のチベットの亡命政権代表、ダライ・ラマ基金会理事長のダワザイニン氏は次のように表した。「中国宗教局局長の葉小文は、長年チベット宗教を弾圧した張本人です。チベットの多くの寺院を閉鎖し、武装警察を寺院に駐在させ、僧に読経を許さず、経典を焼き、僧侶達にダライ・ラマを非難するように強制しました。更に任期中、定めた活仏(生き仏)の転生を中央政府の許可制とする『チベット仏教活仏転生管理規則』は中共が局長などを任命する方法と同じで、チベット仏教の体制を徹底的に破壊しました。」

 4月1日午前10時、400人余りの台湾と大陸の僧侶が故宮を訪問した際、葉小文はわざわざ人の群れを避け、訪問団が帰る10分前に故宮に入って参観した。法輪功修煉者らは訪問団が故宮を離れる時「法輪大法は良い」という標語を掲げて、観光バスの僧侶に手を振って挨拶をした。

 午後3時、「世界佛教論壇」を終えた後、葉小文は迅速に車に乗って晩餐会に向かった。小雨の中、車道で待っていた法輪功修煉者らは「法輪大法は良い」「法輪功の迫害を停止せよ」と大声で叫んだ。

 晩餐会の時、葉小文はマスコミに法輪功に対する態度を聞かれたが、一言も答えなかった。記者達による「あなたは自分が米国で告訴されたことを知っていますか?」との質問には、顔色を変えて手でマイクを遮った。

 晩餐会では1人の法輪功修煉者が2回も葉小文の傍にきて、法輪功への迫害に参与しないように勧めた。さもなければ天地の果てに行っても、告訴されるはずだと告げた。しかし、葉

 小文からは何の返答もなかった。

  2009年4月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/2/198278.html