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陳西省咸陽市:「610弁公室」が法輪功修煉者・李英娥さんを迫害

(明慧日本)陳西省咸陽市の法輪功修煉者・李英娥さんは2008年6月、当地の公安局に不法に1年半の労働教養刑を科された。そこで残酷な迫害を受け、家族の嘆願により今年1月にやっと保釈され、家に帰ることができた。しかし、家に帰ってからわずか2カ月で、李さんは再び当地の「610弁公室」に脅迫された。

 李さんは現在、迫害を避けるため放浪生活を余議なくされている。

 2008年6月6日、 咸陽市秦都公安分局の警官らは不法に李英娥さんの自宅に侵入し、李さんを連行した。そして、ノートパソコン、プリンタおよび数十年かけて貯めた貯金までも奪った。

 その後、李さんは不法に1年半の労働教養刑を科され、秦都タバコ中毒回復所に拘留された。当時、李さんの夫は肝癌で移植手術を受けて体は極めて病弱だった。80歳過ぎの母も毎日李さんの事を心配していた。7カ月後の2009年1月19日、家族の努力で李さんはやっと家に帰ることができた。

 同年3月16日、李さんが家に帰ってからわずか2カ月後、咸陽市公安局「610弁公室」は労働教養所の看守のふりをして、何の証明書もないまま李さんの自宅に侵入し、家財を没収した。何の証拠も発見できなかったにもかかわらず、警官は依然として李さんの夫に対し、翌朝9時半に李さんと一緒に咸陽市公安局に来るよう強要した。李さんは現在、迫害を避けるため放浪生活を余儀なくされている。

 咸陽市公安局「610弁公室」の主任・張晶(音訳)は2008年6月、法輪功修煉者・馬傑さん、王顕さん、謝良超さん、高寿海さん、肖春紅さん、李英娥さんなどを連行し、重罰に処すよう命令した。謝良超さんと李英娥さんは不法に労働教養刑を科され、他の法輪功修煉者はそれぞれ不法に3年から9年までの判決を下された。その中でも、馬傑さんは不法に9年の判決を下され、肖春紅さんは不法に8年の判決を下された。そして、王顕さんも不法に3年の判決を下されたのである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年4月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/5/198411.html