日本明慧
■印刷版   

衆生は真相を探し求め、三退を急ぐ


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)このことは、当時は本当に意外でした。私には、遠く離れて数年間何の連絡もなかった同級生一人がいます。ある日、突然私に電話をしてきて、もうすぐ今私が住んでいるところへ来るので、私に会いたいと話しました。しかも、時間がないので会ってからすぐに戻らなければならないと話しました。私は、なぜこんなに慌ただしいのだろう。いずれにせよ、この人を救う機会を見逃してはいけない、と思いました。

 思いもよらなかったのは、会って挨拶を交わし、いろいろと話してから私は真相を伝えようとしましたが、彼はまず私に真相について尋ねてきました。彼は身体が悪くなって入院して治療を行いましたが、効き目がなかったそうです。その後、法輪大法が不思議に病気治療ができると聞き、また私が法輪大法を修煉していることを知って、私に会いに来て大法の不思議さを体験したかったと話しました。

 実は、彼は真相を探しに来たわけです。私も心をこめて法輪大法の良さを彼に教え、常に「法輪大法はすばらしい」と念じるようにと教え、彼にお守りもあげました。話しの中で、彼は現職の副局長であることを知り、彼は中共の党員のはずだと思い、必ず彼を救おうと思いました。

 時間が短くて、いろいろと話している間に、彼は今回は収穫が多かったと言いながら帰ろうとしました。帰る前に彼に、まだ党員なのかと聞きました。彼の返答は意外にも「そう。脱退した方がいいの?」と言いました。当然、私は「そう、脱退すべき」だとはっきり言いました。彼は「それなら何か脱退手続きが必要なの」と聞き、私は「必要ないよ」と答えました。こうして1分も経ちないうちに彼と彼の妻(妻も一緒に来ていた)に三退について話し、彼らは三退に同意し、救われました。その後、彼らは慌てて帰りました。

 ほかにも、私には遠いところに住んでいる親戚がいます。親戚は家族数人と一緒に私を見に来ると話しました。実はこれも真相を求めに来たのであって、救われることを求めに来たわけです。当然、私も彼らの願望に応えました。

 以上のように、真相のために、三退のために、救われるために大法弟子に会いに来ることがますます多くなっています。またある時、ある場所で真相資料を配り終えてから帰ろうとしたとき、突然、一人の声が聞こえました。「待って・・私にもください」その人は緊張して焦っている表情でした。彼は急いで走ってきて、真相資料をもらって帰りました。その人の表情とあの一声は、私の頭に長い間残っていました。それは、世の人々が救いを求める表情と声だからです。

 これらの事を通じて私は悟りました。世の人々は以前は受動的に真相を聞いていたのが、今は主動的に真相を探すようになり、以前は三退を勧められていたのが、今は主導的に三退をするようになっています。世の人々は次第にはっきりと分かるようになり、次第に目覚めるようになり、救われることを急ぎ求めるようになっています。その一方、大法弟子としては真相を伝え、三退を勧めて衆生を救うことが緊迫しているということです。

 個人的な悟りで、間違ったところがあれば慈悲なる指摘をお願いします。

 2009年4月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/4/198355.html