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学生達への特別な贈り物


文/台湾の大法弟子

(明慧日本)子供の日に、あなたは子供にどんな贈り物を用意するだろうか。台湾の台中大里市崇光国民小学校の朱先生は、2009年4月3日にクラス全員を連れて、台中県文化センターに行き「真善忍国際美術巡回展覧」を鑑賞した。彼は「優秀な芸術作品は人の情操と魂を育むことができ、人の一生に対してとても大きな影響を与える」と話した。子供の日に子供達を連れて絵画展を見学することは、朱先生の学生達への特別な贈り物である(訳者注:台湾の子供の日は4月4日)。

台中大里市崇光国民小学校の子供達は真剣に「真善忍国際美術展」の作品を鑑賞し、一枚ずつすべての作品の作者が伝えたいメッセージを受け止めていた

 朱先生はこのクラスの担任、しかも美術の先生である。ふだん美術を教育する時、特に子供達の芸術鑑賞能力を育成することを重視している。彼は「芸術は人々の生活の中で不可欠な部分で、人々の心を潤わせ、人々の経験を豊かにさせます。芸術がなければ、私達の生活に明るさや輝きが足りなくなります。良い芸術作品は人の情操と魂を育むことができます。子供達を連れて絵画展を見学し、学生たちの美を鑑賞する意識を高めるだけではなく、学生の心身の健康な発展に寄与します」と話した。

 彼は続けて話した。「『真善忍国際美術展』の作品は主に油絵で、学生達は学校で油絵に接触するチャンスが少ないので、今回ちょうど油絵を認識する良いチャンスです。ほかにも、絵画展は法輪功の修煉者が信仰に対して堅忍不抜な精神の内包を伝えたことで、学生達に他人の信仰を尊敬させ、善悪の報いがあることも知らせました」 

 先生と一緒に文化センターへ絵画展の見学に行くことが決まったとき、子供達は興奮して待ちきれない様子だった。会場では、注意深くガイドの説明を聞くだけでなく、さらに真剣に書き記していた。

 朱先生は次のように話した。「絵画展は静かで美を鑑賞することであり、一枚ずつすべての作品の背後に物語があります。子供達は静かに何度も何度も鑑賞し、あるいはガイドの説明によりすべての絵について作者が伝えたいメッセージを受け止めました。今年の子供の日に、学生達は続々と各部門から贈り物を受けており、今日彼らを連れて絵画展を見学したことは、彼らの芸術鑑賞能力を高め、心の奥深くに残る特別な贈り物となるでしょう」

 2009年4月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/5/198441.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/4/6/106267.html