今生の目的は師に遵って法を正し、衆生を救い済度し、円満成就すること(三)
(明慧日本)それ以降、何かをするとき、または何かが起きたとき、私はいつも必ず、師父に遵って法を正すこと、衆生を救い済度すること、円満成就すること、この三つの要素を思い出し、融合させます。師父が法を正される過程で、もし私がその過程についていけなかったならば、私が師父に遵って法を正すことを良くできていないことになります。もし、やるべきことを自分が良くできなかったならば、それは自分が救うべき衆生を救っていないことになります。何かをする過程で、自分をしっかり修煉できず、大法の基準に到達することができず、良く実行できなければ、円満成就にも損失をもたらし、全体にも妨害をもたらします。だから私は、法を正す時期の大法弟子として、このように問題を見るべきだと考えています。
その後になって、師父に遵って法を正し、世の人々を救い済度して、個人が修煉する中で、各種の問題(例えば世間のことや、甚だしきに至っては同修の間のことなど)にぶつかりました。そのため、戸惑ったり、意気が阻喪したりして、時々そこから抜け出しにくかったり、迷いこんだりすることがあります。しかし、私はもうその中に陥ることはできません。私は、これらはすべて表象や仮相などだと認識し、その上これらの問題の背後にある本質を感じ取ることができ、比較的に自分の目標が何かをはっきり認識ています。これらのことから、よく学法して、師父の要求通りに従って迷いを突破します。さらに、正法時期の大法弟子として一つの固めた信念について、自分が引き受けるべき責任だという堅固な信念を持って、当初の誓約のために責任を負うべきです。
衆生を救い済度し、真相を伝えるため、多くのプロジェクトを実行しなければなりません。以前、それらの仕事をやって上手くいかなかったとき、私はつい自分が専門技術を持っていれば解決できたのにと考えてしまいます。例えば、主流社会、主流メディアと関わって真相を伝えたいとき、意思は強いが、力がついていけず、もう少し英語が上手だったらもっと通じるだろうなと考えてしまいます。実際、どのような条件を備え、何ができるかというのは、当初自分が選択した結果だと思います。だから、自分が備えている条件で、できる限りのことを精一杯、真面目にやっていけば良いと私は考えています。一人ひとりが自分たち個々のやるべきことをきちんと行えば、全体が良くなり、さらに協調もとれるようになれば、法の力はもっとパワーアップするでしょう。
プロジェクトを調整するとき、もしくはプロジェクトに参加する時、いつも何人かの同修とは協力し難いという感じがします。この問題は長期間、私を困らせました。しかし、師父の『北米での巡回説法』を勉強した後、分かるようになりました。人類の文化と歴史を創造する中、大法弟子はいろいろな役を演じました。互いに対立した役目を演じたこともあります。例えば、ある人は義人を演じ、ある人は悪役を演じ、ある人は強盗や殺人者を演じ、ある人は奪われたりあるいは殺されたりしました。現在になって、みんな大法弟子になったとしても、因果応報の関係は依然として存在しています。それで、互いに不愉快な問題が発生するのです。
しかし、当初私たちが師父の正法に遵うとい誓ったことを思い出してください。勇気百倍にして、宇宙の主と千辛万苦を経験して、心を合わせて世間に降りてきました。一緒にここまで来て、それぞれの役を受け持ち、これは宇宙の主が意図されたことであり、正法が必要とすることです。そして、私たちの使命です。大法弟子は皆一つの家族で、師父と一緒に同じ事を行っているのです。過去の演劇の中の人の恩、怨、情、仇に動揺しないでください。そうすれば、同修に対して理解して許し、広い心で相手を受け入れ、同修の長所をよく見て、同修を大切にし、同修との間の壁がくずれていくのです。
師父の『ニューヨーク交流会への祝辞』を学び直すと、師父はこうおっしゃいました。「歴史の過去において、あなたたちは人類のあるべき輝きを創造したのであり、歴史の今日において、大法があなたたちに与えるのは衆生を救度する使命なのであり、歴史の将来において、あなたたちの純正な全ては他でもなく大穹の成、住、不破の保証となるのです。あなたたちの道をしっかりと歩み、救われた生命はあなたたちの衆生と成り、あなたたちがやっていることの全ては他でもなくあなたたちの圓満するすべてを成就 させているのです」
この一段を読んだとき、師父の慈悲と偉大さが身に染み、自分が誰なのかを悟り、責任を重く感じました。師父は法を正す過程で邪悪を取り除き、宇宙天体の未来のために想像できないほどの苦しみに耐え、衆生済度に頭を悩ませ、弟子の修煉を指導してくださっています。法を正す時期の大法弟子としての自分を振り返って見ると、うまく精進できなかった所がたくさんあり、多くの時間を浪費しました。これについてとても面目ないと思いました。今日の交流会で、自分の次元で悟ったことを認識するとともに、悪いところを反省し、今後師父に遵って法を正し、衆生を救い済度す中でしっかり修め、良く行います。そして、師父、衆生、そして自分(の期待)に背かないようにします。
もし間違って悟ったところがあれば、訂正をよろしくお願いします。
師父と同修に感謝いたします!
(2009年ロサンゼルス法会での発表原稿)
(完)
2009年4月7日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/3/196417.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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