日本明慧
■印刷版   

ウィーンでの神韻公演、伝統文化を迎えた華人達

(明慧日本)2009年4月5日、神韻ニューヨーク芸術団は「音楽の都」と呼ばれるオーストリアの首都ウィーンの都市劇場(Stadthalle)で公演を行った。

 公演終了後、記者は中国大陸出身の観客を何人かインタビューした。観客たちは、海外でこれほど美しい中国伝統文化の公演を見ることができて感動していた。

 中国大陸出身の29歳の武術教師、常さんは三年前にオーストリアに来た。武術教師として、彼は中国古典舞踊にはいろいろな技が必要であるのは知っていた。神韻公演の広告を見て、彼は必ずその高度な技を見よう思った。「中国人として、この公演は非常にすばらしい享受でした」

 張さんは「雪山の歓びの歌」の場面と衣装、雰囲気が実際のものに非常によく似ていると話した。「シャングリラに行ったことがあります。チベット人の家に誘われたこともあります。村の若者たちは私たちに踊りを見せてくれました。神韻公演とまったく同じものです」

 張さんと一緒に来た陳さんは「三千年に一度開く花の舞踊(『優曇華の開花』)と『袖の舞』が特に印象に残りました。色彩の組合せがいいですね。バックスクリーンもきれいです」と話した。

 楊さんは少数民族の舞踊、例えば、チベット族の「雪山の歓びの歌」、モンゴル族の「箸の舞」などが気に入ったようだ。(大陸を)出国して五年経った彼女は、元々中国伝統文化に強い興味を持っていた。「神韻公演は濃厚な民族色を持っているので、本当に嬉しいです」

 浙江省から来た林さんは、「中国を離れてもうかなり時間がたちました。一度も帰国したことがありません。神韻を観て親しみを覚えました。幼い頃から聞いてきた民話が懐かしいです。例えば、『花嫁を連れ去る済公和尚』と『木蘭(ムーラン)従軍』などの物語が、舞踊の形で表現されているのを見てすごく感動しました」と話した。

 中国の東北からきた超さんは興奮して話した。「バックスクリーンが非常に美しいです。衣装もきれいだし、舞踊も本当に素晴らしいものですね。先ほど友達とも話しましたが、アーティストの技量は本当に高度なものです」

 出国して7年経った杜さんは6歳の子供をつれて神韻を鑑賞した。彼女は舞踊が好きで「ダンサーたちの技は非常に高く、きっと厳しいトレーニングを積んできたのでしょう」、「中国伝統文化の公演を見ることができて嬉しいです。子供にとっても、中国の古典文化と接するのはいいことだと思います」

 上海から来た付さんは神韻を通じて、これほど多くの民族文化を見ることができて喜んでいた。「中華民族に関するものは昔あまり見ていませんでした。今回、初めてこれほど素晴らしい中華民族の伝統文化を知ることができてとても嬉しいです」

 浙江省から来た一人の留学生は、海外で中国伝統文化に接することができて、親しみを感じていた。「これら全ては、幼い頃から私と伴にあった文化です。本当に素晴らしいです」

 2009年4月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/6/198506.html