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ハルピン法廷は法律を無視して不正に判決を下す

(明慧日本)2009年3月25日、国龍江省ハルピン市阿城区の法輪功修煉者・朱玉梅さん、王坤さんの家族は、朱さんと王さんが8年の不法懲役を下されたという情報を友人から得た。二人の家族は焦って阿城法廷まで判決書を取りに行った。ところが、判決書の裁判の日付は2009年3月19日になっていた。すなわち、すでに1週間前に内密に判決が下されたということだ。

 二人の家族は、共産党法廷関係者の韓洋の発言によって、この不法行為が裏付けられるという。韓洋本人は、この事件を裁判できず、ハルピン中級法廷でしか裁判できないと家族に話したことがあった。実は、阿城「610弁公室」と阿城公検法は事前に裁判を計画していたのだ。そして、ハルピン「610弁公室」のメンバーによる裏操作の末、法輪功修煉者・朱さんと王さんに対して迫害を加重したわけである。

 朱さんと王さんは地元の人に認められた良い人である。朱さんは優秀な教師であり、仕事先は朱さんの人柄について認め、証明書も発行した。王さんは2006、2007年の連続2年間、「先進工作者」というような賞を職場から与えられた。良い人である王さんは地元で有名人になっている。

 朱さん、王さんは2008年7月に不法に拘束され、4カ月後、地元の法廷は2008年12月23日、二人に対して裁判を行った。二人の家族は弁護士を雇い、北京功道弁護士事務所の韓市広弁護士、黒龍省拓亜弁護士事務所の徐力弁護士は、法律に基づいて二人の無罪を弁護した。二人の弁護士は、信仰は無罪であり、二人は法律を違反していないため、ただちに釈放すべきだと主張した。

 裁判が終わった後、裁判所は確かに問題が存在していると発見し、書類を検察院まで戻した。しかし、公安局の国保大隊の隊長・陳玉好は偽造書類を作り、偽証で交界派出所の李洪徳に署名させた。李は偽造書類だと分かっているにもかかわらず、公印を押した。書類は再度、裁判所まで送られた。

 2009年3月9日、裁判所は二人に対して2回目の裁判を行った。二人の弁護士は無罪弁護を堅持していた。弁護士は新しく追加された証拠資料について、何の意義もなく、つじつまも合わず、矛盾があり、証拠としての条件を満たしていないと主張した。裁判では現行刑法「罪行法定」、「法無明文規定不為罪」、「疑案従無」の原則に基づいて、ただちに朱さんと王さんを無罪釈放すべきだと主張した。

 朱さんと王さんは拘束された直後、双方の家族側、地元の法輪功修煉者は阿城公検法、国保大隊、交界鎮交番まで、法輪功迫害の真相を伝え、無罪釈放を求めた。ことろが、共産党関係組織のメンバーは、善悪には報いがあることを無視し、人々の善意を理解しなかった。そればかりか、さらに二人に対して迫害を加重した。

 2009年4月10日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/3/29/197972.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/4/9/106345.html