日本明慧
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世間の人々に救いの福音を届ける


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)酷暑の2008年8月、「北京オリンピック」が開催されている最中、世間の人々は中共の虚言に毒害され、真相を知らずにいました。私はこれを見て心が焦ってしまいました。毎日仕事が終わってから、虚言に騙されている人々を救い済度するため、真相を伝える資料を配りに行きました。配布先を定めず、時と場合によって随時に決めていました。ただ、持参した資料を1枚も残らず配り終わらなければ、家に戻らないという一念がありました。

  街の中を長時間歩くと、両足に激痛が走り、さらに前へ一歩進むのも困難な状態だったのです。そこで、いつも脳裏に浮かんでくるのは、私は大法弟子であり、宇宙の特性「真・善・忍」に同化した幸せな生命でもあり、多くの生命は救われるのを待っており、このくらいの苦しみはたいしたものではないということでした。自分の気持ちを落ち着かせ、できるだけ体の力を緩め、正念をもちながら散歩の気分で歩き始めると、真相資料が飛ぶように縁のある人の自転車のかごやベランダに届けられ、知らず知らずのうちに両足の痛みも消えていたのです。

  ほとんどのマンション、学校などに守衛さんがおり、中に入るのはとても難しいことでした。しかし中には救われるべき生命がたくさん待っていて、避けて通り過ぎるわけにはいきません。そこで、私は強大な正念を発し、守衛さんをコントロールしている邪悪生命および卑しい鬼を取り除きました。多くの生命に救われるチャンスを与えなければなりません。そうすると、気にせずに裏口から入れることもあれば、正面玄関から入れることもあり、守衛さんは優しい態度で迎え入れてくれ、何事もなかったように真相資料を配布できたのです。あるとき、私が自転車で目的地に着き、自転車を止めて降りようとしましたが、自転車が止まらないのです。周りを見てみると守衛さんがおり、これは間違いなく師父が私を悟らせようとし、守ってくださり、弟子の知恵を開かせてくださったに違いありません。思わず感激しました。

  この空間では1枚の真相資料に過ぎませんが、他の空間においては邪悪生命を取り除く法の力がこの上なく備わっている武器なのです。それはまた、正邪の戦いでもあり、邪霊を取り払い変異した人心を正常に戻すための戦いでもあり、すべての生命に素晴らしい未来を選択するチャンスを与えているのです。

  私が10月1日に車で旅行に出かけたとき、西安市大通りの上空は灰色で重々しい空気が漂っていました。道の両側に赤い血で染められた邪悪な共産党の旗がいっぱい立てられていたからではないかと考えました。真相資料を大量に配布した区域は赤旗が少なく、空も晴れやかに感じられました。

  これからはよく学法し、法をもって自分を正し、全体が協調し合い圓容することができれば、回り道を少なくすることができます。そして、師父がおっしゃった三つのことを完璧に行い、衆生を救い済度し、先史の誓いを果たし、円満成就して師父について帰りましょう。

  少しばかりの悟りであり、不適なところがあれば、慈悲をもって指摘してくださるようお願いします。

  2009年4月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/4/198366.html