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河北省タク州市:王剛さんは拷問されて足を切断された

(明慧日本)王剛さんは、河北省タク州市の法輪功修煉者で、2003年に10年の判決を下され、すでに7年間拘禁されている。この間に、王さんは頑丈で力の強い中年の男から片足を切断され、障害者となった。

 2005年5月19日、保定刑務所で王さんは担がれて禁足部屋に送られ、ベッドの上で縛られて10日間迫害された。そのベッドは普通のものではなく、ベッドの上に3本の鉄棒が装置されており、このベッドで長期間横になると、身体が圧迫されて変形したり、腫れたり、ひいては障害になる恐れもある。禁足の10日間、話は禁止され、水も少量しか与えられなかった。5月27日朝4時ごろ、刑務所の責任者は王さんの身体の下に布団が置いてあるのを目にして、非常に怒り、何度も足を踏んだり蹴ったりしたので、王さんの足は骨、肉、血管までが壊死した。刑務所の所長は家族に知らせないまま、強制的に王さんの足を切断した。それでも、王さんを釈放せず、さらに家族との面会を禁止した。

 昨年、王さんのもう片方の足も危険に晒され、切断されそうになった。刑務所側は国際人権組織がこの事件を追及することを恐れて、王さんに5万元を賠償し、郷政府側に王さんを任せようと計画したが、郷政府に断わられた。なぜなら、王さんが連行された時、郷政府も参与しており、一旦王さんが刑務所から出ると、郷政府も告訴される恐れがあるからだ。刑務所と郷政府は、「5万元を賠償してこの事件を解決しよう」と王さんの妻に告げたが、妻は、「強健で力の強い男が障害者になってしまって、私たち一家は将来どうやって生活するのでしょうか。5万元で済むことでしょうか?」と答えた。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は中国語ページを参照)

  2009年4月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/31/198113.html