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真相を伝えることは迫害を制止する有力な方法(一)


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)私は身体障害者で、1998年に法輪功を修煉し始めてから、まるで生まれかわったような気がしました。1999年7.20、旧勢力が世の中の腐敗分子を操り、凄まじく迫害し始めました。そのとき中国共産党は実に横暴的に、ラジオ放送、新聞、テレビ放送などを使って、至る所で法輪大法に対する攻撃や誹謗などの宣伝をしました。私は1人の大法弟子としての使命である、真相を伝えることを実行し始めました。私の体験により、真相を伝えることは迫害を制止する最も有効な方法であることを実証しました。

 自身の経歴で真相を伝える

 そのとき、私はご恩に感謝する気持ちで真相を伝え始めましたが、心の中では、政府が間違っていて、人の病気を取り除いて健康を保つことができ、良い人になるように教えているすばらしい功法が、どうして逆に迫害を受けるのかと不思議に思いました。

 私は本名と本当の住所で市テレビ局、省テレビ局、中央テレビ局、市政府などに書簡を送り、自分の法輪大法を修煉する前と後の変化の事実、つまり大法は病気を取り除いて健康を保ち、道徳レベルを高めることができ、国にも国民にもメリトを与える、という真相を伝えました。それから、私は弾圧することは間違いであることを首相に知ってもらうように、国務院の信訪局に投書しました。ある同修は実名を使わない方が良いと言いましたが、私は誰かが調査しに来てほしいと言いましたが、残念ながら誰も調査しに来ませんでした。私はいつも真相を伝える時や投書する時に、特に配慮はせず、師父は人のために良いことをし、苦心して尽くしていながらも濡れ衣を着せられて、実にひどすぎるのではないかと思い、ひたすら悔しく思っていました。

 私はまた郷政府まで行って政治活動の書記(後に法律書記になった)を探し当てて、自分の修煉する前の悲惨な生活と修煉した後の幸せな気持ちを素直に伝えて、法輪功は人を善に向かわせ、何事においても他人のために考えるように教えていることを彼らに伝えました。あるときの私たちの会話のことを思い出しました。私は、「○○書記、あなたは大書を学んだ(大学教育を受けた)ことのある人で、私はあなたが頭の悪い人とは思いませんが、あなたはどうして肝心なときに分別ができないのでしょうか。あなたが一体何を見ているのか、はっきりと分かっているはずです。私はあなたの前に立っていて、1人の人間として生きていることは真実そのものであって、これでもまた嘘だと言いたいのですか」と言いました。彼は自分は共産党員だと言いましたが、私は、「共産党員も人間であって、きちんとした考えがあるはずです。どんなことであってもあなたたちはみな上には政策があって、下には対策があるのではなかったのですか。この件に関してもそのようにしたらどうですか。とにかく程々にして、あなたのしたことは誰も忘れないから、何事も自分のための退路を残した方が良いです。私のような身体障害者が、法輪功を修煉することによって良くなっているのに、あなたたちはいっこうに修煉させようとせず、私を殺すようなものです。行き過ぎたことをしても私が忘れると思うのですか」と話しました。このようにして、大法弟子の全体が絶えず真相を伝えることによって、私の地元の郷は、全市で迫害の例が最も少ない郷となりました。

 2000年、私たち現地の法輪功修煉者は陳情するために北京へ行くことにし、もしも強制連行されたら、誰一人逃さず不法に1カ月の拘禁が必ず待っていることは承知していました。メーデーにあたり、そのときの農村は果樹園の中のリンゴがちょうど最後の仕上げの段階に入りましたが、私と妻は陳情しに北京へ行くことにしました。ある同修は、「あなたたちがみんな行ってしまって、万が一強制連行されたら、あなたたちの果樹園の薬の散布はどうしましょう」と言いました。私は、「自然に任せましょう」と答えました。またある同修は、「今は駅のあたりはとても厳しくなっているので、うまく行くでしょうか」と言いましたが、私は、「師父の按配にお任せして、私たちはそこへ行って真相を伝えるだけです」と言いました。

 師父のご加護の下、私は順調に北京の国務院信訪局に着きました。信訪局の人に会わないうちにまず警備の警官に囲まれました。警官は「何をしに来たのですか」と聞いてきたので、私は「法輪功のために陳情に来ました」と言いました。私は身体障害の証明書を取り出して彼らに見せ、そして彼らに、「私が今日ここに来ることができて、あなたたちの目の前に立つことできるのは、すべて法輪功のおかげです」と話しました。彼らは身体障害の証明書を持ち、中の写真を確認しました。その中の1人の警官は私の周りを何度もぐるりと見て回り、そして私に、「これは本当ですか」と半信半疑に聞きました。私は、「証明書の公印は偽ものだと思いますか」と言いました。そして彼らに、大法も師父も無実の罪を着せられたことを教え、法輪功は人を善に向うように教え、人にも社会にも危害を及ぼさないだと教えました。警官らは話を聞いて、「早く家に帰ってください。良いものなら外へ出ないように、家で煉るようしましょう」と礼儀正しく言いました。私は、「私はただ修煉できる環境と自由を求めているだけです」と話しました。

 彼らは私は離れるつもりがないのを見て、ついに私の住居地駐北京事務所(専ら法輪功のために存在する事務所)に知らせました。事務所の人は私を事務所まで連れて行きました。私はまた身体障害の証明書を取り出して、彼らに私の身体の変化の経緯を説明しました。駐北京事務所は私たちの郷政府に知らせて、郷政府の政治・法律書記は自ら乗用車で私たちを北京から家までに送り、公安局にも入らずに自宅に直接送りました。結局、家の仕事はすべて遅らせることはありませんでした。これらのことによって、私は「修は己にありて、功は師にあり」との教えをいっそう体得することができました。願望さえ持っていれば、師父がすべて按配して下さるのです。

 (続く)

 2009年4月13日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/28/197924.html