日本明慧
■印刷版   

吉林省:朝鮮族の農婦が強制連行され、めった打ちされた経過

(明慧日本)朝鮮族の農婦の法輪功修煉者・金玉順さん(72)と養蜂家・玄明華さん(58)が吉林省図們市曲水村で真相を伝えていた時、村人に告発され、2009年3月30日、警官らに不法に自宅から強制連行された。警官らはその2人を厳しく拷問し自白を強要した。

 金さんは9時間の厳しい拷問にあい、顔が腫れて青紫色になり、元の様子が見分けられなくなった。ひどく打たれた後、左耳が聞こえなくなり、歯もゆるんでしまった。年取った2人は31日の夜9時ごろ、釈放された。

  3月30日午後1時半、月宮警察署の7、8人の警官らは、2台のパトカーで7キロ離れた曲水村に行った。警官らは曲水団地の人に案内され、先に金さんの家に押し入った。金さんが団地の朝鮮族の男に「あなたが警官らを連れて来たのか?」と問い詰めると、その男は逃げて行った。警官らは金さんの家財を不法に差し押さえ、大法の本『轉法輪』や『洪吟』1冊ずつと、30枚の『神韻』のCD-ROM、お守りのネックレス1個を奪った後、金さんをパトカーに押し込んだ。その後、また玄さんの家に行き、『轉法輪』などの大法の本や資料を奪い、玄さんもパトカーに押し込んだ。

  年取った2人は月宮警察署に強制連行され、別々の部屋で拷問された。3月31日、30歳前後の朝鮮族の男性の警官は拷問室に入り、その30枚の『神韻』のCD-ROMの出所を言わせるため、金さんを厳しく拷問し、それは9時間続いた。両手で交互に金さんの顔を打ち、またあごを拳で殴ったので、口から血が流れ出した。金さんは「死んでも言わない」と返事し、警官は怒って老人の頭を連続して打ち、手が疲れると、また足で腰や足を蹴り、髪の毛を引っ張った。警官は気が狂ったかのように金さんを厳しく拷問し、CD-ROMの出所を言わせようとした。

  悪辣な警官はいくら拷問しても効果がないのを見て、金さんにライターで大法の本を燃やさせたり、足で大法の資料や写真を踏ませたりした。「もし私たちの言う通りにしたら、すぐ帰すが、そうでなければ厳しい判決を下す」と警官らは脅した。ある警官はカメラで写真を撮ろうと準備し、老人はその陰謀を見抜き、厳しい言葉で拒否した。警官は思い通りにならないので、腹を立てて拷問室を出た。

  夜9時になり、警官はしょんぼりして、「今から帰させる」と言った。玄明華さんは金さんより30分前に家に帰った。

  2009年4月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/4/198359.html