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ハルビンの法輪功修煉者と正義の弁護士が連行される


文/黒龍江省の大法弟子

(明慧日本)2009年2月末、黒龍江省ハルビン市警察暑、南崗支署、和興路派出所の警官等が共謀して、数人の法輪功修煉者とその家族を連行し、3人は未だに拘束されている。警察は3人の釈放を拒否し、家族をはじめすべての人との面会を禁止した。3人のうち杜咏静さんのご主人の韋良月さん(弁護士)は、以前法輪功修煉者の案件をいくつか弁護したことがあるため、共産党に恨まれ脅されていた。

  2009年2月28日午前、ハルビン市南崗区投資専門学校の宿舎で、法輪功修煉者の栗志剛さんが数人の友人と談笑していたとき、耳に響く爆竹音と共に数人の警官が防犯鍵を切断して突入して来た。言うまでもなく部屋に居た若者皆が手荒く扱われ手錠をかけられた。特に女性の杜咏静さんが暴行されていた。悪辣な警官は皆を並ばせて一人ひとりの写真を撮った。そして、家の中を物色し現金5000元と金になるような物を持ち逃げし、外に停めていた購入したばかりの乗用車をも持ち逃げした。

  その場で連行された法輪功修煉者・栗志剛さん、石涌さん、林学軍さん、李旭さん、五番目の兄貴さん(あだ名)、杜咏静さんとご主人の韋良月さんも巻き添えとなり、南崗留置場に収容された。3月20日に他の4人は釈放されたが、栗志剛さん、杜咏静さんとご主人の韋良月さんの3人は未だに拘束されている。

  ハルビン市警察署は法律を無視し、人権を踏みにじり、不法に人を連行し、私有財産を強奪し、家族や職場に何の連絡もしなかったので、家族や職場は彼らが失踪したと勘違いして、彼らの行方を捜しまわった。

  杜咏静さん(38)は、ロシア語のスぺシャリストで、黒龍江省天馬国際旅行有限会社の本社で、主に東ヨーロッパ地区の担当副マネージャーの職に就いていた。杜さんが何日も出勤していないと聞いた社長は、どこにいるのか探すように部下に指示し、あちこちを探したが、やはり見つからなかった。それから10日経ったころ、杜さんの家族から連行されたことを告げられたのである。このことで彼女が担当していた仕事に大変な混乱をもたらし、外国から来たお客様との商談にも大きな障碍となり、会社に大きな損失を与えた。会社の社長は、杜さんの釈放について積極的に警察と交渉している。

  韋良月さんは、吉林大学法学部を卒業し、弁護士になり、1988年から合同で黒龍江焦点法律事務所を開き、今は主任弁護士の役職にある。国民党の党員でもある。

  2008年から、韋弁護士とその仲間が危険を顧みず、中共の法輪功に対する迫害に勇敢に立ち向かい、罪なき法輪功学習者の弁護を引き受けていた。彼の弁護は法律に基づいて事実関係を明確にしたため、家族の間では大好評である。法律に携わっている人達が彼の弁護を聞いて、真相を知るようになり、自分達の行為について反省し始めた。

  そのときから、警察、司法、610弁公室などの関係機関が韋弁護士に対し法輪功修煉者の案件を弁護しないよう繰り返しに圧力をかけ、同時に韋弁護士の情報を集め、弁護資料を保存していたパソコンを盗んだのである。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 2009年4月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/30/198023.html