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河北省遷安市:国保大隊は修煉していない蔡又旺さんを連行

(明慧日本)蔡又旺さんはタクシーの運転手である(修煉していない)。誰に呼ばれても対応しなければならない職業である。2008年5月22日に数人の法輪功修煉者達が、彼の車に乗って河北省遷安市上庄郷の桃新庄、丁庄などの3カ所に真相資料を配りに行った時、告発されて連行された。蔡又旺さんも同時に連行され、2万元の車を遷安市上庄郷派出所に取り上げられた。

 蔡又旺さんは正直な人で、彼の妻が法輪功を修煉して以来大法の素晴らしさを感じたという。高齢にも拘らず子供ができ、お金持ちではないが非常に楽しい生活を送っていた。

 蔡又旺さんは、連行されてから警官に各種の手段で迫害された。皮のベルトで叩かれ、拷問された。遷安市上庄郷派出所は、修煉していないタクシードライバーにまでも手を出したのである。蔡又旺さんは、いまだに遷安市留置場に拘禁されている。仲睦まじく暮らしていた家族が共産党にバラバラにされたのである。息子は家の前でパパとママのことを想って泣き、他の人からもらったご飯も食べない。誰もが心を痛めている。

 蔡又旺さんは法輪功を修煉してはいないが、正直で、善良な人である。

 ある日、私と蔡又旺さんは一緒に仕事をしていて、お客様から100元を渡されたが、彼はすぐに断った。またある時、蔡又旺さんは仕事中に偽の200元を貰ってしまったがすぐに燃やした。「何でそうしたのか?」と聞いたら「騙されたからと言って、また他の人を騙してはいけないから」と答えた。

 ある時、蔡又旺さんは五千数元を拾ったが、すぐに落とし主に返した。お礼としてお金を渡されたが断った。

 同じ職業のドライバーは、現在、仕事が少なくお客を見かけたらすぐに自分の車に乗せようと争うが、蔡又旺さんだけは争わなかった。乗車料金はいつもお客に任せていた。こんな時代に良い人になることは難しいことである。蔡又旺さんのように良い人が拘禁され、悪い人が捕まらないが、善悪には報いがあるのである。

 2009年4月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/11/198767.html