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あなたたちは良い人に違いない(写真)

(明慧日本)2009年4月11日、ヘルシンキでは日光が美しく春めいており、去年の冬以来の珍しい天気であった。この日、フィンランドの法輪功修煉者たちは、ヘルシンキ中央駅北側の広場で活動を行い、法輪功について及び中国で起きている法輪功への迫害の現状を人々に伝えた。現場では、真相パネルを並べたり、「法輪大法好(法輪大法はすばらしい)」や「法輪功への迫害を停止させよう」などの横断幕を掲げたり、資料を配ったりし、法輪功がわけもなく迫害を受けている残酷な事実を伝えた。また同時に、穏やかに流れる音楽の中で、法輪功の功法も実演していた。

真相パネルを見つめている通行人

列を並んで署名を待つ人々

資料を読みながら質問する通行人

 この日は復活祭の前日であり、往来する通行人は平日より多く、しかも平日のように忙しく慌しくはなかった。人々は法輪功修煉者に微笑んだり、パネルの前で足を止めて見つめたりし、また法輪功の功法の実演に興味を示した人も多くいた。

 かつて末期の肝臓癌の患者で、法輪功を修煉してから命を救われた金さんの母である陳さんは、何度も共産党に連行され、拘禁されたことあり、2008年7月8日に再度連行され、しかも8年の判決を下され、現在河南省新卿市女子刑務所に拘禁されている。母が連行された前日、金さんはフィランドに来たため、幸いなことに迫害を避けられたが、実家に帰れなくなった。金さんはSOSの看板を掲げて、母の救済を人々に呼びかけた。

 旅行者らしいある中年の人は、署名のテーブルに寄り、「中国の人権侵害のことですか。わたしも署名したいのですが」と聞いた。彼は、法輪功が迫害されていることを知っているという。署名した後、また近くにいた女性の連れを呼んできて、「これは非常に酷いことだよ。これらの人達は中国で長年迫害されている。自分の名前を書いて」と教えた。

 新疆ウイグル族の一団はパネルの前で止まり、西洋人の法輪功修煉者と話し始めた。彼らの中に法輪功の知り合いがいる人もおり、法輪功が迫害されていることをよく知っており、今までに署名したことがあるが、もう一度署名したいという。中国辺境の少数民族として、ウイグル族の人も深く長く共産党の迫害を受けており、中には故郷を離れて14年間も帰れない人もいた。現場を離れるとき、彼らは、「順風満帆」にと、法輪功修煉者のために祈った。

 法輪功の功法実演の前でずっと立っていたある中年の女性は、法輪功を学びたいと言った。法輪功修煉者たちは親切にいろいろと話し合い、そして、また連絡したり資料を渡したりすると約束した。法輪功修煉者の優しい微笑みを見て、「あなた達は良い人に違いありません」と、女性は言った。

 中国から来た1人の中年の女性は、仕事の関係でスウェーデンに来たばかりで、法輪功の活動を目にして吃驚し、「フィランド政府はあなた達の活動を容認していますか」と聞いた。法輪功修煉者の回答を聞いて、「ここは本当にいいところですね」と感嘆した。

  2009年4月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/14/198953.html