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錦州市:法輪功修煉者・張秀藍さんは、生命が危険に晒されている

(明慧日本) 遼寧省:女子河紡績工場の従業員である、法輪功修煉者・張秀藍さんは、2008年8月、錦州市太和区の中国共産党の裁判所により、6年の刑を下された。秀藍さんは、患っていた子宮癌が転移したため、瀋陽女子第二刑務所側から収容拒否された。このような健康状態であれば、本来なら釈放されるべきなのだが、錦州の「610弁公室」の頭目・李衛家、錦州警察署のいわゆる反邪教の頭目・王輝などは、非人道的な行動を採り、張さんを錦州市第一留置場に不法に拘禁した。錦州市の「610弁公室」、警察署、裁判所はお互いに責任をなすり付け合っているが、これも長期拘禁するための手段なのである。

  張さんは2008年2月25日、太和区女子河派出所、刑事警察隊により連行された。その後、しばらく行方不明になっていた。ところが突然、6月のある日、夫に国保大隊から電話があり「張さんは、危篤状態である」とのことだった。

  後に家族の強い要望で、留置場側は、初めて張さんを病院へ連れて行き診察を受けさせた。検査の結果、下腹部の左側に子供の頭部ほどの腫瘍が見つかった。しかも、腫瘍が卵巣の上にあり、いつ破裂するか分からない状態で、生命を落とす危険性があるということだった。この他に首にも腫瘍が見つかった。現在、張さんはかなり痩せており、食欲もなく、激痛で歩行困難な状態になっており、会話するにも苦労しているようである。このような状況になっていても、錦州市の政治法律委員会と、警察は依然として監禁しており、全く人間性のかけらもない。

  張さんと、他の3人の法輪功修煉者が2008年2月に連行された。確かな情報筋によると、4人は頭に布袋を被せられて、殴打され、スタンガンで電撃された。そんな4人の悲惨な叫び声を人々は聞いていた。拷問された後、4人は歩行できず警官が留置場まで運んだという。張さんの身体には未だにあざが残っている。

  2008年8月4日〜8日まで、中国共産党の裁判所は4人の法輪功修煉者に対して、不法な裁判を行った。その時、北京からやって来た8人の弁護士の調査によると、4人は何の法律違反もなく、無罪の弁護をした。弁護士・李和平氏と、江天勇氏は取材に応じて次のように述べた。「4人の修煉者に対して告訴された罪状は作られたもので、実在しないものであり、ましてやこの裁判は成立するものではない。しかも告訴に至るまでの手続きは中国の法律に違反している。拷問により自白させること自体が犯罪行為である」

 (注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照

  2008年4月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/6/198459.html