修煉は厳粛なるもの 文/武漢の大法弟子
(明慧日本)師父は何度も私たちに「修煉は厳粛なるものです」(『精進要旨』)と戒められました。修煉の最終になると基準を下げ、自分を緩めるのではなく、修煉の最後の時でも大法弟子には試練があるのです。同修が迫害されるのをメディアは時々伝えます。周りの一部の同修も連行され、判決を言い渡される者、病魔に苦しめられる者、ある人は命を失うこともあります。10年ぐらい修煉しましたが、連れ合いは亡くなりました。この状況に直面して、心は重くなりました。最近感じ、悟ったことを書き、同じ状況に陥っている同修に目覚めてほしいと思います。法に従っていないところがあれば、ご指摘をお願いします。
欠点があるのは修煉の前提であると認めるべき
ある同修は常人の中ではとても良い人であり、三つのことも行っていますが、自分に欠点があることを認めず、人に指摘されることを嫌がります。指摘されると爆発し、争ってしまいます。自分に欠点があることを認めない大法弟子に対しては、師父が『ロサンゼルス市での説法』の中で、厳粛にこの問題をとり上げ、これらの弟子を重いハンマーで敲き起こして下さいました。しかし、これらの弟子にしてみれば、直すことはとても苦難に満ちているのです。十数年も固執していた執着は別空間で既に固い物質を形成しているのです。
一部の同修は直すことができないのです。このような同修は法を学び、煉功していても、人に指摘をさせません。自分の間違いを認めず、自分を変えられなくなり、自分を修めなくなります。このような同修は厳しく言えば、まだ修煉の道を踏みだしていないのです。
邪悪が重要であると認めない
修煉者は修煉の全過程において、常人の心が常に付きまといます。これは正常な事で、修煉の中で正に帰すべきであり、これは邪悪の迫害の原因にはなりません。重要なことは邪悪を認めないことです。
大法弟子が邪悪を認めなければ、邪悪は大法弟子を迫害できないのです。師父は邪悪の迫害を認めておられませんが、なぜたくさんの大法弟子が邪悪の迫害を受けているのでしょうか? これらの大法弟子は口では邪悪を認めないと言いますが、実際は認めており、邪悪を受け入れています。ですから、邪悪を招いてしまうのです。
修煉者には人心があり、邪悪が迫害する理由にはなりませんが、その前提条件となることから、邪悪が人心を狙って行っているのです。常人の心がなければ、決して邪悪は迫害を口にできません。邪悪を根絶することを、ハエを退治することに例えると、私たちにある人心は悪臭を発するごみの山のようです。ハエはごみの山に向かって来ているのです。いくらハエを退治してもハエがいない方が良いのです。ごみをきれいにし、人心を修めて捨て、高次元に向上することこそ、邪悪の迫害の根元から離れていくことに繋がっていきます。
真に修煉すべきである
ある同修は表面的にはとても精進し、一生懸命学法し、『転法輪』を100回以上学んでいましたが、最期は病業によって亡くなりました。とても嘆かわしいことです。
師父は言われました。「法を学ぶ前、重病にかかっていた人や不治の病にかかっていた多くの人は大法を学んでから良くなったのですが、どうしてかえって死にそうになっている学習者がいるのでしょうか? 大法は衆生に対しての待遇に違いがあるのでしょうか? 師父である私は学習者に対して異なっているのでしょうか? 私は本当に皆さんに聞いて見たいと思いますが、あなたは真に修煉しているのでしょうか? あなたは本当に大法の要求にしたがって行なっているのでしょうか? 真相を伝える中で法輪功を迫害する人に対して不満があるという常人の心から行なっているのでしょうか? それとも本当に大法弟子の角度から法を実証し、衆生を救い済度しているのでしょうか? 旧勢力は確かに按排して一部の人を入れましたが、なぜ多くの人が乗り越えてきたのに、あなたはできなかったのでしょうか? 私の法はあなたに説くものではないでしょうか?」(『大ニューヨーク地区法会での説法と法の解説』)
師父はまた言われました。「もし修煉者が表面で放下しているだけで、内心ではまだ何かを守り固守しており、自分の最も本質的な利益が傷つかないようにしていれば、皆さんに教えますが、これは偽りの修煉です! 自分の心が動じなければ、少しも向上することができず、これは自らを騙しているのです。真に内心から向上することだけが、本当の向上なのです」(『北米第一回法会での説法』)
内へ向かって探すことは修煉の基本です。真に修めたければ、本気で内へ向かって探すべきです。それは、人の本質から、心の底から自分を変え、三つのことをしっかりと行い、自分を修め、心の中に師父しかない、法しかない、衆生しかない、個人的利益と私心がないことに達するよう懸命に努力することです。このようにすることこそ、修煉者が歩む道なのです。
2009年4月22日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/18/199160.html)
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