AP通信:法輪功は十年間迫害を受けても堅い意志を持ち続ける
(明慧日本)AP通信4月24日に掲載された報道で、記者のAlexa Olesen氏は次のように述べた。4月25日は中国で1万人あまりの法輪功修煉者が平和陳情を行なった十周年の日で、過去十年間、中共は法輪功を撲滅しようとしてきたことで、一人の歌手が拘束期間中に亡くなり、弁護士は酷く殴られ、救援スタッフは迫害されて中国を離れるなど、この世で最も悲惨なことが中国で発生した。
6ヶ月前に中国を離れ、アメリカに来た法輪功修煉者・卜東偉氏はインタビューの中で、「4.25」平和陳情は、法輪功修煉者の真善忍の精神を表したと話した。
報道文章は次のように紹介した。「4.25」の平和陳情から2ヶ月、中共は大規模な逮捕活動を始め、数千万人の法輪功修煉者は強制的に信念を放棄させられた。いかなる人でも法輪功を修煉すれば、あるいは法輪功の資料を持っていれば、逮捕する危険に直面する。
20世紀90年代、1億に上る人が法輪功を修煉していた。法輪功修煉者は、去年迫害されて亡くなった104人を含め、すでに(確認が取れただけでも)3200人の法輪功修煉者が迫害により命を奪われた。
アメリカ法輪功スポークスマンLevi Browde氏は、1999年以来、8万7千種類の残忍な拷問が行なわれ、20万から100万の修煉者が拘束された案件が記録されていると発表した。表面的には平静に見えるが、中国共産党による悪らつな迫害について、Levi Browde氏は「残酷な迫害はずっと続けられており、系統的な迫害はこれまでと変わっておらず、甚だしきに至っては以前よりもっと極悪非道になっています」と述べた。
法輪功修煉者・于宙氏の姉である于群氏は、弟は歌手で、去年拘束期間中に亡くなったと話した。
かつて北京大学でフランス語を勉強した于宙氏は身体がたくましく、音楽にも生まれつきの才能を持っていた。于群氏は、弟は常に他人のことを先に考える善良な人であったと語った。
一年前、于宙氏はコンサートが終わってから妻と車で帰る途中、速度違反したという理由で警察官に止められた。警察官は彼らの車中で法輪功CDと真相資料があるのを見つけた。十日後、于群氏が拘留センターの病院に呼ばれて行った時、于宙氏はすでに亡くなっていた。当局は死因を説明することを拒絶した。初めは、病で死んだと言っていたが、後に断食で脱水症状で死亡したと話を変えた。
一年後、当案件はまだ解決されていなかった。家族は遺体の検査を要求したが、拒絶された。于宙氏の妻・許那氏は、今もなお三年の労働教養を受けている。
国際人権団体、国際連合および多くの西側諸国の政府は、中国共産党が労働教養で法輪功修煉者を迫害することを非難している。中共は何の審問も経ず意のままに人を拘束している。
近年、数人の中国の弁護士が、法輪功修煉者のために弁護し始めている。北京の弁護士・程海氏は現在、許那氏と他の6人の法輪功修煉者を弁護している。程海氏は今月初め、彼の依頼人を訪ねた時に警察官に殴打されたという。
かつて「4.25」の陳情に参加した卜東偉氏は、2006年に自宅に法輪功書籍があったことが理由で、労働教養2年半の判決を言い渡された。
卜東偉氏は、このまま中国にいると続けて迫害されるため、去年11月、なんとかして娘とアメリカに来た。卜東偉氏は「私は(中国に)帰れることを望んでいます。私は、もうすぐ帰れると信じています。皆さんもお分かりのように、中共はもうすぐ解体するでしょう」と話した。
2009年4月25日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/25/199601.html)
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