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口を修め、同修に正念で対処する

(明慧日本)きょう、「正念で同修に対処し、正念で自分に対処する」という交流文章を読んで、共感を持ちました。私も同じような経験があったので、ここでその体得を話したいと思います。

  旧勢力と邪悪は、衆生が大法を修煉することを妨害し、大法弟子を試練する口実に大法弟子を迫害しています。大法弟子の言うことはとても力を持っているので、我々としては口を修めなければなりません。人や自分を随意に決め付けることは良くないと思います。

 冗談の一言で父は機縁を逃した

  1999年7.20前、母親は精進ではなかったのですが、大法を修煉していました。当時、私は父にも修煉を勧めようとしましたが、母親は父の前で「お父さんは死ぬほどの病気にならないと修煉しないでしょう」といつも言っていました。私は母親の言うことはどうもよくないと思っていましたが、深くは考えていませんでした。

  実際、父は大法を学びたかったのだと思います。以前、私たちが家で大法を読むとき、父も一緒に真面目に聞いていました。ある日、父は交通事故に遭い、車に跳ねられました。その瞬間父は「私の頭の中に『真・善・忍』という三つの字しか現れなかった」と話してくれました。交通事故で、父は負傷がなく、修煉者と同じように、病院に行かず、相手から賠償金をもらうことなく、すぐに相手を帰らせました。父が家に帰って、私たちにその話をしたとき、みんなは信じられませんでした。なぜならば、父は物事に対して自分が正しいと思うと、相手を許さず、自分の信念を曲げないタイプの人だったからです。今回のことで、相手を帰らせたなんて本当に想像もつきませんでした。父が「私は修煉していなくても良い人でしょう」と自慢しました。

  私は、それをきっかけに、チャンスだと思って、父に大法の修煉を勧めましたが、母親は前と同じ言葉を口にしました。

  翌年(1999年の春)、父は肝臓の末期癌と診断されました。私たち家族が父をだましていても、父は自分が悪い病にかかっているとわかったようでした。ある日、父は病院の検査を終えた後、家に帰って、自分で『転法輪』を2時間続けて読み大法の修煉を始めましたが、十数日後、大法への迫害が始まり、父は「共産党はどこまでも、なんでもやるから」と言い、修煉を放棄してしまいました。しかし、私が修煉の放棄を強要されたとき、父はその人たちに「あなたたち政府の人が法輪功は良いと言うから、うちの子供が修煉し始めたのに、今になって修煉を強制的にやめさせるなんで、政府の言うことはどこまで信じればいいのだ」と言いました。

  父はこうして機縁を逃してしまいました。数年後、突然私は、父がどうして不治の病気になって大法の修煉を始めたのかわかりました。それは、当時修煉者である母親の「お父さんは死ぬほどの病気じゃないと修煉しないでしょう」という一言を私がすぐに否定しなかったからだと思いました。父が修煉したのは短い間でしたが、本来は広がるがん細胞が、抑えられたことが病院の検査で明らかになりました。

 師父を信じ、妹が再び修煉を始めた

  私の妹は、ある時期に過ちを犯しました。妹は、家庭を持っている人を好きになってしまいました。師父の保護のおかげで、妹の愛情を彼が拒んでくれました。当時の親族の同修たちは、妹はもう救いようがないと思い放棄しました。さまざまなことを言われた妹に対して、私は、父に対する悔しさを思い出して、「妹は大法を知ったから、絶対、再び修煉します。師父は大法弟子を捨てません」と堅く信じ続けました。それから、妹の状況を把握でき、妹に悪い行為がないとわかり、それが私の信念をもっと固くしました。私は、妹に具体的なことを聞かず、優しく接し、暖かく見守ると同時に、妹の正念が出てくるように頭の中で念じました。2年後、妹は再び修煉の道に戻りました。妹は「どうしてこの2年間こんなことをやってしまったのか、自分もよくわからない。誰かにコントロールされたような感じだった。再び修煉をしようとしたとき、突然いろいろなことがわかるようになり、夢から突然目覚めたようだった」と話してくれました。

 これは貴重な経験でした。妹が再び修煉を始めたことは、同修たちが不思議だと感じているようです。これは、さまざまな良くない言葉を妹が浴びたとき、私ともう1人の同修が正念で対処し、直ちにその不正な念を否定した結果だと思います。今回のことは、旧勢力が妹の行為を口実に妹を落そうとした例であり、大法が強い力を持っている証拠でもあると思います。

 正念で親戚を救う

 迫害の発生で、私は仕事につき結婚することができませんでした(私は大学卒業後に良い職業につくことを期待されていた)。そのため、大部分の親戚たちは大法を理解できず、私が真相を伝えることを妨害しました。私が真相を伝えようとしたら、仕事がなく、結婚相手がいない私の言うことを聞いてくれず、常に「誰々さんは有名な大学ではないけど、よい仕事をしている」などと言われました。親戚である同修も消極的な考えでした。私は「親戚たちは私から真相を聞くだけではなく、他に真相を聞くところもあり、彼らは絶対わかるようになる」と考え、同時に、彼らが大法の真相を理解することを頭の中に強く念じました。

 あるお正月、私は親戚に真相を教えるとき、親戚に怒られ、途中で止めてしまいました。数日後、1人の常人(当時、この常人は私が修煉者であることがわからなかった)がこの親戚に『風雨天地行』というDVDを見たことを話しました。親戚は面子のため、続けて聞いていました。私は隣で第三者の立場から質問をし、その常人は、私が考えていること、教えたい真相、つまり私が伝えたいことを話してくれました。最後に私はこの常人に「なぜ、あなたはこのDVDで言っていることを信じたのですか」(きっと、うちの親戚がこの疑問をもっていたと思います)と聞きました。

  その常人は「1989年6.4のとき、北京の話では、学生と市民が軍人の車を焼いたという噂が流れたが、本当は軍隊がいらない車にペンキをかけ、指定したところに止めて、自分たちが焼いたのです。私の友達の1人がこの行動に参加したから知っています」と話しました。そのことから、共産党は流言飛語をし、嘘をつくばかりだとわかるようになりました。だから、その常人は、DVDが言っていることが本当だと信じました。このことを聞いて私も驚きました。親戚のほうも疑問がとけたようでした。その後、機縁ができ、その親戚も大法を修煉するようになりました。

 それから、私の多くの親戚たちは、大法を修煉するようになりましたが、しかし、私の勧めによるのではありませんでした。私が、直接にその親戚たちに勧めなかったことは自分の慈悲の面が足りなかったと思います。しかし、私はずっと「彼らはきっと真相がわかるようになる」という正念をもっていました。

 私は、真相を伝えることがよくできていません。ここでこの文章を書くことは、その足りないところを口実にすることのないよう、同修に注意を喚起したいからです。私たち修煉者は、同修に対しても、常人に対してもいつでも正念を保ち、随意に決め付けないことだと思います。師父さえ修煉者を放棄されないのに、私たちが悪い人は救いようがないという資格はないと思います。

  2009年5月1日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/4/24/199551.html