日本明慧
■印刷版   

四川省達州市:警官はお金を着服しようと、王蘭英さんを拷問

(明慧日本)2008年7月31日、四川省達州市の警官・胡昊と李翔は、法輪功修煉者・呉立翠さんを連行して私財を奪い、法輪功修煉者・王蘭英さんが呉立翠さんに住宅を買うための資金として貸した3万元の貯金通帳も奪った。胡昊と李翔は、そのお金を着服したいため、王蘭英さんを連行して拷問をした。また、王さんにそのお金は王さんのものではないことを強要して言わせた。 

  2008年7月31日午後1時ごろ、四川省達州市開江県公安局国安大隊、県の「610弁公室」、小区の役人は、呉立翠さんの自宅に侵入し、不法に捜査して呉さんの大法の書籍と私財を奪った。その私財は、個人の貯金と現金が合わせて14万9700元あった。その中には、呉さんが住宅を買うため、王蘭英さんから借りた3万元の貯金通帳も含まれている。9月7日、開江県国安大隊、「610弁公室」の6人は、達州市通川区でまち伏せして王蘭英さんを連行し、直ちに、王さんを開江県留置場に送り、監禁した。

  胡昊と李翔は、呉さんの貯金と現金を没収し、着服したいため、王さんに対して残酷な手段を使って拷問した。王さんはとても耐えられないほどの肉体の苦痛のため、本心と裏腹にそのお金は呉さんに貸したお金ではないと言った。これを口実に国安大隊はこの私有預金を没収する目的を達した。

  2008年9月16日、胡昊と李翔は、王さんを留置場から公安大隊の事務室につれていき、9時間拷問した。昼食後、胡昊は王さんの両手を雑巾で巻き、背中のほうに手錠をかけたままひざを地面につかせた姿勢で3時間にもわたって3万元のことを審問した。王さんは、その3万元が離婚するときにもらったお金であると証言した。その後、李翔は王さんに立つように命令したが、3時間ひざを地面につけたままの王さんは立つことができなかった。胡昊は王さんを掴んで引き上げ、椅子に手錠をかけ、背中を殴りながら「呉は預金が数十万もあり、固定資産も数百万あるのに、お前みたいに貧乏な老婆から借金するか、彼女の身内はみんなお前より裕福で、お前から借金するとは笑い話だ」と王さんを罵った。また、王さんの髪の毛を掴んで壁に向かって突き飛ばした。胡昊は恐ろしげに笑いながら「ここはどこか、公安局だよ。どこに訴えるのか」と言いながら、机の上に置いてある水がはいっている瓶で王さんの頭を打ったので、王さんは目がぐるぐるまわった。

  夕方になっても胡昊らは殴り続けたが、そのまま続けるときっと危ない結果になると考えたため、王さんは仕方がなく、そのお金は自分のものではない、自分はお金を貯金していないと言った。胡昊は大笑いしながら「その話が正しいね」と言った。それで、やっと、王さんを留置場に戻した。

  その後も、胡と李の2人は王さんを2回審問したが、王さんは恐れて、そのお金は自分のものではないと言い続けた。その結果、彼らは「犯罪活動の資金」の名義でその14万7900元の個人貯金を没収した。

  2009年5月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/27/199799.html