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李相海さんが南京で連行され、10カ月間音信がない


文/リョウ思華

(明慧日本)リョウ思華さん(女性、現在51歳)は李相海さんの妻である。家は重慶市江北区の唐家沱東風2村127番にある。2008年6月20日昼頃、夫である李相海さんが南京市江寧開発区の蘇源大通り殷巷66番で中共政権に秘密裏に連行され、今尚音信がない。

 法輪功修煉者・李相海(男性、50歳)さんは、2000年6月まで長航重慶東風造船所基建課の2課で機械技師を担当していた。2000年6月に法輪功の真相を伝えるために北京で陳情したため、長航重慶公安支局に15日間拘留された後に除名された。リョウ思華さんもこのことで公正な話を言ったため、10日間以内に教師の仕事を剥奪された。その後、塗装工を3日間やったが、工場に除名されて30日間拘留された。それから夫婦2人は仕方なく路頭に迷っている。

 2005年に友達の紹介で、二人はある私営企業でアルバイトをし始めた。企業の工事に従って(南京長安のフォードマツダ工場の部分工事)、江蘇省南京市江寧開発区の蘇源大通り殷巷66番の現場に来て材料と財務の仕事をした。去年工事は補修の段階に入った。

 2008年6月20日、李相海さんは工場内で補修の仕事を完成させ、工場から約150メートルの住居に帰って昼飯を作っていた時、突然3台のパトカーが来て李相海さんを連行した。同時に会社のコンピュータ1台、金庫ひとつを奪い去った。金庫の中には財務資料と公金8.2万数元(現金3.4万、預金4.8万)があった。また個人のプリンター1台、携帯電話とmp3各3個といくつかの大法資料を奪い去った。 

 事情を知っている人の話によると、連行に参与した部門は、610弁公室、国安、南京市公安局、南京市江寧開発区の殷巷派出所などだ。

 李相海さんが連行された後に、所属部門は南京江寧開発区の殷巷派出所に電話した。6月29日に重慶から人を派遣して南京の殷巷派出所へ来たが、殷巷派出所の関係者は金庫の中に財務資料と8.2万元の公金がある事実を完全に否認して、嘘をでっち上げた。金庫は警官らがとっくに開けていた。中は大法の資料だけがあって、その時またそれを証拠として録画した。また、コンピュータと金庫は没収して、返さないと言った。

 金庫は何故早めに開けられたのか?関連している使用者の目の前ではなく、使用者を待たずに開けたのか?これは公安機関がまっ昼間に金銭を奪い取り、嘘をでっち上げて良知を陥れ、法律執行者が法を犯した事を表している!

 李相海さんが連行された時には、ただぼろぼろのレジャーショート・パンツと1枚の半袖シャツだけを着ていた。他の衣服や身回り品はすべて持っていない。今のところ李相海さんをどこまで連行したのだろう?生命の安全はどうなのか?妻は独りで異郷を放浪しており、立場は苦しい。このすべてのことに妻は心の底の深い所にまで痛みを感じた。中国大地の至る所にすべて中国共産党の調和がとれているという社会のスローガンがある。しかし秘密裏に連行して、血生臭くも殺戮する……これは中国共産党が20世紀に公にやってきた赤色の恐怖であり、全人類の誠実、善良、忍耐をあがめ尊んでいる精神を殺す犯罪行為だ。このために、私は良心の人士が李相海さんに関連している情報の提供をすることを期待している。南京の修煉者がこのことを知った後に、殷巷派出所が関連している電話番号、責任者、郵便番号などを調べて、各種の方式で罪悪を暴き出してくれることを期待する。重慶郷里の修煉者がこのことをできるだけ早く私のすべての身内、友達、郷里の人に伝えて、公安機関を訪ね、善良な人々が中国共産党の邪悪な顔をはっきり認識し、中国共産党から脱退して、国際社会の善良な人士と平和的な機関が援助を下さることを望んでいる! 

 2009年5月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/28/199822.html