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陶淵さんの弁護士の1人が負傷し、1人が脅迫される

(明慧日本)四川省成都市の法輪功修煉者・陶淵さんの2人の弁護士は、警官に暴行されて負傷し、もう1人は弁護してはならないと警告された。程海弁護士は暴行された後、取材に応じて次のように話した。「当日9時ごろ、張さんを迎えに行き、ドアを開けようとしたとき、突然7〜8人が現れ、ドアを閉められ、私の中指がドアに挟まれたまま、殴る蹴るの暴行を受け、中指の爪が剥がれて出血し、左の肋骨に激痛がはしり、右手の手首と親指の間接が酷く腫れ上がり、病院での診察結果は軟骨の挫傷と診断された」

 2009年4月14日、周鵬弁護士は広元で陶さんの案件を調査した後、夜遅く成都に戻ったところ、省の司法局の責任者、勤めている法律事務所の責任者、四川大学関係者などが現れ、周鵬弁護士に対して、法輪功修煉者・陶淵さんについての弁護と、張盛栄さん(陶淵さんの母親)についての弁護を止めるように圧力を加えられ、警告を受けた。身の危険を感じた周鵬弁護士は政府の不法な行為の追及を諦めるしかなかった。

 陶さんは北師大学の大明歴史研究科を卒業し、1999年7.20から、不法な労働教養を繰り返され、10年の間に労働教養された期間は9年以上であった。2007年1月に晋陽派出所に連行され、武候裁判所の手によって不法に労働教養を科され、今も収容されている。彼の母親も1999年7.20以降同じく迫害され、2005年に晋陽居住区委員会が監視を付けるという条件で釈放された。今も出かけるときには監視が常に付いて回っている。

 2009年3月、広元刑務所から母親の張盛栄さんに、息子さんの頚椎の位置がずれたので、手術の必要があると連絡があった。母親は迫害を受けている息子が1日も早く釈放されるよう、2人の弁護士に弁護を頼んだ。張さんは2009年4月12日に2人の弁護士の保護を受け、身分証明証を取りに自宅に戻った際、晋陽派出所の警官と張さんを監視する人らが、張さん宅に不法に侵入し、2人の弁護士を脅迫し、張さんを自宅に軟禁した。翌日(4月13日)に北京から来た程海弁護士は張さんを迎えに自宅を訪れた際、張さん宅を監視していた人等に暴行され負傷した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年5月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/18/199187.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/5/1/106980.html