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ニューヨークタイムズ:「中共は十年に渡って法輪功を迫害し続けている」

(明慧日本)「ニューヨークタイズ」は4月27日、記者Andrew Jacobsさんの文章を掲載した。中には中国共産党が十年来、無数の法輪功修煉者を刑務所に監禁し、迫害により少なくとも2000人の命を奪い、未だこのような残虐な事実は国際社会の関心を引き起こしていない、と報道された。

 人権活動家の話によると、去年だけで8千人の法輪功修煉者が連行され、少なくとも100人が監禁中に死亡した。中には有名な北京の歌手、于宙さん(42)、武漢のある製紙工場の副社長、曹長林さん(77)がいる。曹さんの傷だらけの遺体はオリンピック期間中に家へ送られたという。

 文章の中では、最近数カ月以内でも数十人の修煉者が長期に渡って拷問されていて、山東省の物理教授である張興武さんもその一人であると紹介された。張さんの家族によると、不法に家宅捜査され、法輪功に関する書籍が発見されただけで、張さんは7年間の懲役を言い渡されたと叙述した。

 また、法輪功のために弁護する弁護士も徐々に増えている。しかし、弁護士の努力はほぼ無駄に終わる結果となっており、一部の法輪功修煉者は弁護士に依頼する権利さえ剥奪された。

 法輪功修煉者及び関連の案件を受けた弁護士によると、この残酷な事実は全く変わっていないようだ。迫害されている人の中に、于宙さんと奥さんの許那さんがいる。弁護士によると、2008年1月、警察官はスピード違反の理由で彼らの車を止めた際、車中に法輪功の資料を見つけたため、夫婦ともに監禁した。十日間後、于宙さんの姉は于宙さんが危篤だと告げられた。そして、警察側は理由として、断食が原因で糖尿病を悪化させたと言い訳した。姉の于群さんは、于宙さんは糖尿病に煩ったことがない、迫害されて死亡したのだと断言した。

 警察側は家族が于宙さんの死因を調査することを阻止し、検死を拒絶し、さらに死亡証明書さえ出さなかったという。

 奥さんの許那さんは有名な詩人および画家である。現在、不法に3年の懲役を言い渡されている。

 于群さんは「なぜこんな事に彼らが遭ったのかさっぱり分かりません、彼らはいかなる違法なこともしていません」と話した。拘禁されたことのある人及び人権組織の人は、監禁された法輪功修煉者は一貫して苦しめられているが、決して信仰を放棄しない人たちだと述べた。

 朴東偉さん(41)は遺伝学の学者であり、早年法輪功を修煉しており、労働教養所で3年間監禁されたことがある。かつて、30人と同じ部屋に監禁されていて、大多数は窃盗犯と麻薬中毒者であった。彼らは警察からの支持を受けて、もっぱら法輪功修煉者を虐待していたという。

 2009年5月3日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/4/30/199999.html