■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/05/04/mh055631.html 



観念を捨て、手紙で議員に真相を伝える(三)

文/ドイツの大法弟子

(明慧日本)

  少ない時間の中で多くの事をこなす

  私が議員に手紙を書く時間は決して長くはありません。たとえば生体臓器狩りの事をメディアの報道を含めて熟知していれば、私は15分で1通の短い手紙を書き、また15分で適切な文章を探し出すことができます。熟知しない問題であっても、1時間以内、長くとも3時間以内に解決することができます。

  時間は長くとりませんが、しかしこの3年間、それを続けることは困難でした。幾度も私は手紙を書く効果に対する懐疑に打ち勝ち、やめたい心理に打ち勝ち、怠けたい考えに打ち勝たなければならず、いつも手紙を読む人のためを考えるように注意しました。その他に功利を求める考えを捨てなければなりません。今まで3人の議員は終始法輪功のために公然と立ち上がって話したことがないため、私は、真相を伝える時、これを目安にすることができず、肝心なのは真相を伝えることを最上位に置くことで、彼らが立ち上がらないことは、真相を十分に伝えていないからだと悟りました。

  たとえ立ち上がったとしても、真相を伝え続けなければなりません。なぜならば、彼らに法輪功に対する正念を固めさせるためです。この数年、私は議員に手紙を書くことに費やした時間は多くないのですが、しかし、続けて手紙を書くことは私の根気と真心に対する一つの大きな試練だと感じました。

  私はかつて半年あまりの間、手紙を1通も書いていませんでした。その中で私は、「私には2人の子供がおり、常人の仕事もあり、その他の大法に関する仕事はあまりにも忙しく、睡眠時間すら確保できない状態です」という、とても都合の良い口実がありました。しかし私はやはり元気を出して、この選挙区に住むことは偶然ではなく、 ハイデルベルクの議員とこんなに良好な関係を保つことも偶然ではなく、これらの議員は私の救い濟度すべき人なのかも知れないと自分に注意を促しました。

  しかし時間は依然として問題で、私は翻訳をしており、1時間の翻訳をするとき、私はその時間帯に他の事は横において、翻訳に専念しなければなりません。金を稼ぐために1時間を割くことができるなら、どうしてそれらの議員を救い濟度するために時間を割くことができないのか、と自問しました。そこで、私は自分に1日1時間を専ら議員たちに手紙を書くことに決めて、カレンダーに記し、それらの翻訳のスケジュールを一緒に並べて、必ずその他の事をおいて手紙を書くようにしました。このようにして、私はようやく続けて手紙を書き続けることができたのです。

  師父は『大ニューヨーク地区での説法』の中で、「もちろん、あなたたちは一人をもって十人、百人に当たることができますが」と言われました。当時この説法を読んだ時、心の中では、1人をもって10人に当たることすら不十分で、100人に当たることは要求が高すぎるのではないかと思いました。新唐人テレビ局が神韻公演等大量の人力を必要として、同時に他の真相を伝えるプロジェクトも広げなければならない時、すべての人がますます忙しい時期に、どのようにしてより少ない人力でより多くの事をこなし、もっと良い効果を得るかについては、大法弟子の智慧に対する一つのとても大きい試練であると同時に、私たちに多くの観念やさまざまな人の情、さまざまな執着を取り除き、大法に対してもっと大きな信頼を持つことが求められていると改めて感じました。

  師父に御礼申し上げます。同修の皆さん、ありがとうございます。

 (完)

  2009年5月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/30/194514.html

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