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フランス放送番組:法輪功修煉者が語る法輪功の事実(二)

(明慧日本)

  記者:すでに10年になり、あなたたちは中国共産党政権の法輪功に対する態度が変わり、あなたたちの態度もある程度変わっていると思いますか。

  修煉者:中国共産党は1999年7.20に全国規模で法輪功の弾圧を始めました。その年の4月25日に、法輪功修煉者が中南海附近で陳情したことを口実に、法輪功が「政治に参与し、政府を脅した」と無実の罪を着せました。事実上、法輪功修煉者がその日に行ったのは信訪局への陳情であって、中国共産党が一方的に言う中南海を包囲したこととは全然違います。

  事実上、高層部を含めて、中国共産党はずっと前から法輪功を知っており、法輪功は政治目的がないことを承知していました。中共の高層部にも多くの人が法輪功を修煉しており、江沢民の妻もその中の1人でした。

  1999年2月、米国の著名な『US News and Word Report』は報道の中で、国会体育総局局長の一部の談話を引用しました。「もしすべての人が法輪功を含む気功を煉り、国家が1人あたり年間1千元の医療費を節約することができれば、1億の人ならいくらになるというのでしょう」朱鎔基首相は当時、とても満足してとても喜んでいたのです。

  つまり、中国共産党は法輪功に対してかなり理解していたのです。それでも、彼らは法輪功への迫害を起こしたのです。

 記者:あなたたち法輪功修煉者は、最初は政治の目的がなかったと思いますが、10年の間にあなたたちは迫害を受け、中国共産党と対立関係になり、中共から脱党することや、『九評』(『九評共産党』)等を発表しました。これらは政治性があるのではありませんか。

  修煉者:迫害制止を求める中で、中国共産党はメディア、刑務所、警察システム、外交システム等の国家機関を操り、大学、中学校、小学校、企業等、社会のすべての領域まで浸透し、あらゆる隙をねらっています。したがって、法輪功修煉者は中国でいかなる自由な表現の保障もありません。一方、法輪功修煉者は中国の民衆に迫害制止を支持するように呼びかけるとともに、国際社会すべての正義の力が迫害に反対することを呼びかけています。

  実は、1996年から一部の地区で、法輪功への迫害はすでに始まっていました。そんな中で、法輪功修煉者は一貫して平和と理性の主旨にしたがって、中央の中共幹部を含む各級政府に大量に手紙を書き、彼らにこのような迫害は残虐で、不公平であることを表明しました。国連拷問禁止委員会の専門員や多くの人権組織のレポート、甚だしきに至っては政府の調査報告によっても、法輪功への迫害は中国で最も深刻で、人数が最も多いとされています。

  『九評共産党』、脱党等は、人々に中国共産党の本性とな何かを教え、法輪功修煉者に対する不公平な迫害を制止するよう伝えました。言うまでもなく、中国共産党は政権を握ってから、すでに中国人民に対して無数の罪を犯し、一波一波の虐殺は、中国の憲法や法律、あるいは国際条約のいずれにも違反しており、中国共産党は一つの犯罪の党で、犯罪集団であることに変わりはありません。ですから、『九評共産党』、脱党等は私たちの国家、社会、人民の前途のいずれにとっても役に立つものです。

  現在までのところ、中国共産党の下部を含む高層部の内部には、法輪功に対する正しい認識を持った人がずっと存在しています。高層部は必ずしも頑固な者ばかりではなく、1999年「7.20」の法輪功弾圧の決定に際して、7人の政治局常務委員の中で、江沢民1人だけがどうしても法輪功を弾圧しなければならないとしました。今日まで、私たちの知る限り、中国共産党の政治局会議はいつも法輪功問題のことで口論が絶えません。どうして口論するのでしょう。もちろん一部の人は江沢民が配置した人で、彼は自分が罪に連なっており、いったん法輪功が名誉回復をしたら、制裁から逃れることができないことを知っています。それに、数千万のキリスト教徒とその他の民衆を迫害したことに加えて、中国共産党は実際上、直接あるいは間接的にすべての国民の迫害に関連しています。したがって、中国はすでに腐りきった社会なのです。

  しかしながら、中国大陸の数千万の法輪功修煉者と国外の数十万の法輪功修煉者は、迫害を制止することに全力を尽くしてきました。ご承知の通り、江沢民は当初3カ月で法輪功を打倒すると言っていましたが、もう10年が過ぎ、力の対比はご覧の通りで、法輪功の人気はますます壮大になる一方です。

 (完)

  2009年5月6日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/4/30/200000.html