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河北省:馮曉梅さんは一家が離散し肉親を失い、再度拘禁された(写真)

(明慧日本)河北省石家荘市に住む法輪功修煉者・馮曉梅さんは2009年4月27日、東苑派出所に連行され、現在は不法に市公安局に拘禁されている。馮さん一家は法輪大法の修煉を堅持したため、共産邪党に迫害され、一家は離散し、肉親を失った。

馮曉梅さん、夫・王宏斌さん、息子・王博如さん

 馮曉梅さんの夫・王宏斌さんは長春郵便電報学院を卒業し、河北省電話設備工場の元技師になり、1994年から法輪功を修煉し始めた。

 1999年7.20早朝、警官は夫婦2人を自宅から連行し、小学校に通う息子1人だけが家に取り残された。王さんは不法に3カ月間拘禁された。2000年、夫婦2人とも強制的に解雇された。同年12月5日、石家荘「610弁公室」と石家荘公安局などに不法に家宅捜索された。王さんが連行され、拷問で自白を強要された。そして不法に2年の労働教養処分となり、石家荘労働教養所で肉体的、精神的に極度に虐待された。2002年11月、釈放された時には、非常に衰弱し、寝汗をかき、頻繁に咳をし、1晩中なかなか眠れなかった。2003年10月9日、ついに死亡した。享年39歳である。

 馮曉梅さんの妹・馮曉敏さんは2001年5月、石家荘市東華派出所のパトロール中の警官に連行された。同派出所の指導員と警官・方志勇が拷問して自白を迫り、曉敏さんは数回ショックを起こし緊急治療を受けた。釈放されてから、曉敏さんはやむを得ず家を離れ、転々として、2004年、死亡した。残った1歳ぐらいの息子は馮曉梅さんに引き取られた。馮曉梅さんの父親は身内の死亡にショックを受け、その上、警官に何度も嫌がらせをされ、2005年初頭に死亡した。

 馮曉梅さん1人が仕事をして家族を養っている。一家4人はそれぞれの苗字が違う。年老いた母は夫が亡くなり、息子は父親を失い、幼い甥は母親を亡くした。4人は互いに頼り合って生きている。2009年の共産党の両会の開催期間中、石家荘裕華区東苑派出所と事務所はそれぞれの居民委会の年配の女性を派遣し、馮さんの家の門の傍で見張りをさせた。70歳近い母親は怖くて買い物にも行けず、子供の送り迎えもできなかった。馮さんが派出所と事務所へ行き、交渉した末、2人は来なくなった。

 2009年4月27日正午、石家荘市裕華区東苑派出所の警官はまた馮さんの仕事場で嫌がらせをして、石家荘市公安局へ連行した。1人の老人と2人の学校に通っている子供だけが家に取り残された。その日、馮曉梅さんの幼い息子は東苑派出所に行き、母親を探したが、知らないと断られた。石家荘市公安局に行くと、裕華公安支局を探すようにと言い、お互いに責任を逃れようとした。同公安支局では、ここは人を逮捕しない、東苑派出所が逮捕すると言い、息子は同派出所に戻り、また知らないと言われた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年5月6日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/4/29/199905.html