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広島フラワーフェスティバル:法輪功チームが8年連続出場(写真)

(明慧日本)2009年5月3日、日本の有名都市である広島は春もたけなわとなり、町のあらゆるところが花の色に染められ、大勢の人が集まっていた。正午、三日間にわたる第33回「広島フラワーフェスティバル」が幕を開けた。主催者からの歓迎を受け、NPO法人日本法輪大法学会は、年に一度のフラワーフェスティバル「総合パレード」に参加し、今年で八年連続の出場となる。
「広島フラワーフェスティバル」のパレードに参加した法輪功修煉者
心と心が通い合う
自ら真相を求め、法輪大法の著作を求めにくる中国人


 SUNSUNと輝け 花と平和の光

 今回のフラワーフェスティバルのテーマは、「SUNSUNと輝け 花と平和の光」となっている。大会の組織委員会によると、フェスティバル期間中に、日本全国からの特産品などがここで出店されるだけでなく、全国各地ないし各国から観客が集まり、約70か所で200以上の演目を上演し、さまざまな文化交流も行われているという。

 「大型パレード」は三日間にわたる大会の幕開けであり、市民に注目されるもっとも大事なイベント。今年は77チーム、7400人以上がパレードに参加した。観客は去年より1万5千人多く、約63万5千人が来場したという。

 午後1時45分、パレードは次第にクライマックスに達した。手に「NPO法人日本法輪大法学会」の蔵カードを持った女性の先導のもと、法輪大法修煉者のチームが堂々とスタート地点を踏み出した。同チームがスタート時点に向かって移動中の時に、すでに他のチームから格別の注目を浴びていた。たくさんのチームから微笑みや熱い目線、手振りなどで声援が送られ、「かわいい」、「素晴らしい」との絶賛の声も響いた。法輪功チームも、感謝の意をこめて温かい微笑みで返し、パレードがスタートする前からすでに観客と以心伝心で通わせていた。

 太鼓とラッパの音が十方に響く


 「今進行中のチームは、NPO法人日本法輪大法の皆さんです。大きな拍手でお迎えください」というアナウンサーの紹介で、軽快な足並みで登場した。登場したとたん、すぐに観客の心を引き寄せた。沿道の両側の観客は皆、相次いで微笑みを浮かべて拍手で迎えた。アナウンサーは続けて「法輪功(ファルンゴン)は法輪大法(ファルンダーファ)とも言います。中国の伝統修煉法で、全部で五つの功法から成り、『真・善・忍』を基準にしています。心も体も元気いっぱいの皆さんです」と紹介した。

 100mの幅がある平和大通りの両側に、大勢の観客がすきまなく並んでいた。人々は、不景気の影を一掃し、穏やかな表情がうかがえる。

 法輪大法のパレードチームは、五つの部分から構成されている。天国楽団、仙女隊、花で飾りつけた車、煉功隊、腰鼓隊の順となっている。当日、180人余りの法輪功修煉者がパレードに参加した。

進行中の天国楽団

 ブルーの中国古典衣装を着た天国楽団は、登場したとたん、脚光を浴びる主役となった。健やかな足並みがそろい、穏やかな表情、そして天地を震撼するような演奏で、「法輪大法好」、「法正乾坤」等の曲を観客の心に捧げた。

 次は、仙女隊。鮮やかでかつ高潔な衣装を身にまとい、しなやかで美しい姿で舞った。車の上では、数人がいくつかの民族衣装を着て、しなやかな五つの功法を煉功していた。座禅をしている子供も可愛くて、絶えず拍手が聞こえた。

しなやかな舞う仙女隊

 黄色の煉功服を着た煉功隊は、動きがそろい、調和した動作で人々に功法を披露した。腰鼓隊のメンバーの多くは老人と子供で、健やかな歩調とそろったリズムで、観客の好評を得た。また、イキイキとした2頭の獅子舞が、特に子供の目を光らせていた。

元気いっぱいの腰鼓隊

 夕方、法輪大法のパレードチームは水上ステージにも出演した。天国楽団、子供たちの舞、五つの功法の実演、すべてが観客を惹きつけた。ステージの司会は、法輪功が世界に広まっている様子について詳しく紹介し、観客の皆さんも一緒に煉功してみて、と呼びかけた。

 法輪大法のすばらしさを未来に残す

水上ステージで法輪大法の功法を実演

 数人の中国人は、初めて法輪功の盛大なパレードを見たと言い、敬意を払うと同時に、心配の意も表した。しかし、彼の友人の一言「ここを中国だと思ってるの?」で、直ちにその心配が吹っ飛んだ。

 足を止めて見ている人の中で、中国人も多数いた。法輪大法の修練者たちが記念撮影をしようとした時、まわりで写真を撮っていた中国人たちが、先を争って法輪功修煉者と一緒に写真を撮り、名残惜しくてなかなか立ち去ろうとしなかった。

法輪功修煉者と記念撮影をした4人の中国人

 そばで見ていたある中国人は、法輪功の資料を渡されて、「三退」を勧められた時、すでに脱党ブームについて知っていて、「すでに共産党から離脱した」と言う人もいた。また、法輪功の著書を求める人もいた。

 毎年、法輪功チームがパレードに出場する度に、見ている中国人は少なくはない。彼らは、真相に興味があるにもかかわらず、積極的に法輪功修煉者に近づく人はなかなかいなかった。今年は往年と比べて大きく異なり、今までの距離がぐんと縮まった。自ら真相を求めたり、記念撮影をしたりし、誠意をこめて法輪功修煉者に尊敬とあこがれの真情を現した。

 2009年5月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/5/200251.html