日本明慧
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顕示心と落ちついて学法すること


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)数日前、私は共産党員からいやがらせを受けました。その時は家にいなかったので、共産党員が家族に私にこのことを伝えるようにと言いました。これを聞いた後、ずっと内へ向かって探してみると、たくさんの執着心が見つかり、とても辛く感じました。どうなっているのでしょうか? いつも発正念しても効果がないのはなぜでしょうか? まだ根本的な執着心が見つかっていないに違いありません。しかし、探しても見つからず、数日間落ち込んでいました。

 ある日、妻と話していた時、妻が何かを言ったことで、私は彼女を非難しました。妻は「なぜそんなに怒るの?怒る意味があるの?私が言ったことは必ず正しいとは限りません」と言いました。そうです。なぜこんなに怒ったのでしょうか? 何事があっても怒ることはないと思いました。しかし、なぜ妻は何を言っても、聞き入れないのでしょうか? ここまで考えて、少し好奇心が湧いてきて、妻に「なぜ私はあなたを怒ったんだろう?その原因は何?」と尋ねると、妻は「虚栄心」だとささやきました。これを聞いて、受け入れたくありませんでしたが、一瞬驚きました。そうです。ついに見つかりました! この虚栄心です!

 過去の出来事が次々と目の前に現れ、すべてに顕示心、虚栄心が現れていることに気付きました。あらゆることに深く浸透しているにもかかわらず、なぜ気付かなかったのでしょうか? なぜこんなに重大なことに発展したのでしょうか? 続けて内へ向かって探しました。なぜ今になって気づいたのでしょうか? 今『転法輪』を書き写しているからです。

 前は法を学ぶと眠くなり、眠気と戦っていましたが、効果は良くなくて、学法するのがとても苦難でした。同修の交流文章には同じ眠気と戦った経験を書いているものがあります。しかし、「修煉の路(みち)同じからず」(『洪吟』「阻む無し」)なので気にしていませんでした。しかしその後、眠くなくても落ち着くことができません。ずっとこのように強制的に学んで、数年が経ちました。今思ってみれば、なぜ眠くなるのか考えてみれば、それは学法に集中していなかったからです。用心しないと睡魔と各種の思考業力に妨害され、静かに学法できなくなり、眠くなってしまうという悪循環になってしまいます。だから、この数年間は法を実証する中で顕示心、虚栄心があらゆる所に現れても、全然気づかなかったのです。

 もし数年前から集中して法を写していたら、こんなに長い間遅れを取らなくて済んだのにと思います。今は法を写し始めてから、集中することができ、すべてが変わりました。法を実証する時に眠くなくなり、元気が出て、邪悪の妨害はなくなり、関門を突破することができました。落ち着いて学法するのは根本的な事です。

 考えてみれば、学法するのに集中できず、形式で終わってしまうのは常人が法を実証するのと変らないではありませんか。それもそのはずで、真相を伝える時、話した言葉にエネルギーがなく、人の心を動かすことができないとますます思っていました。もともと学法に集中していないからです。法に基づいて話しておらず、法の力がありません。

 この数年、学法に集中できなかったのは、初めは顕示心が原因です。大勢の同修が一緒に法を読むとき、なぜ落ち着かないのでしょうか? 数年前のある考えを思い出しました。「法を読むのは流暢で、なんと『光栄』なことである!」この一念には虚栄心と顕示心が混じり、神聖で清潔なる学法を汚し、法にある法理を理解するのを妨げていたのです。こうして、より顕示心が目立つようになりました。同修の前では、自分が基準に達している大法弟子であると顕示していました。真相を伝える時に派手な空論を並べ立て、博引傍証して、冷静で謙虚ではなく、興趣あふれて、天にも登りそうな気分でいたので、相手は受け入れ難かったのです。常人のことでも同じです。他人に頼まれた時に気が進まなくても、周り道をしてもやり、自分はできると示していました。仕事では部下に気遣いし、良いことをしますが、自分の偉大さを示すためであり、大法の素晴らしさを実証することを忘れていました。ずっと今でもまだ困惑しています。自分の病気が良くなったことを真相を伝えるときに顕示しているのではないでしょうか。真相スローガンを作るときにも顕示心、闘争心を加え、常人のような闘争心あふれる言葉で、慈悲と寛大さに欠けています。自分が作ったスローガンを見ると虚栄心が湧き、今回の面倒なことになったのです。顕示心の背後は何でしょうか? なぜひけらかすのでしょうか? それは虚栄心ではないでしょうか。自分の私心を実証しているのではないでしょうか?

 しっかりと法を学び、内へ向かって探すことで大法の威力を感じ取ることができるのです。

 2009年5月7日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/5/2/200061.html