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師父の導かれる道に従って勇猛邁進する(二)


文/湖南省長沙市の大法弟子

(明慧日本)真相を伝えるとき、顔中汗びっしょりの1人の男性が右手で石炭をいっぱい積んだ荷車を支え、歩道の側に座り、後ろに1人の女性が立っている光景に出会いました。とても疲れているように見えました。私が側を通りかかると、彼らは懇願するような目で私を眺め、私の助けを求めていました。

  私は、「この車の石炭はどこまで送るのですか」と聞くと、「南街の粉店です」と、男は太い息で喘ぎながら、左手で前方を指して答え、「手伝ってくれますか?」と微笑みました。私は文句なしに荷車を引っ張って前へ進み、彼ら2人は後ろから付いてきました。私は一気に2里あまり(約8キロ)引っ張り続けた後、荷車を店の門前に止めました。店主が出てきて、彼らは口をそろえて、「おじさん、あなたは本当に生きている雷鋒です!」と言い、私は汗を拭いて微笑み、「私は雷鋒ではなく、大法弟子で、法輪功を修煉しているのです」と言いました。

  彼らは、「法輪功を修煉する人は本当に良い人ですね」と口を揃えて言い、私は、「法輪功は真善忍を修めていて、すべて良い人です」と言いました。私はこれを機会に彼らに三退を勧め、彼らはみな理知をもって中共の党・団・隊から脱退し、店で麺を食べている何人かの学生も団・隊から脱退したのです。

  最近、仕事や観光のために我が国に来ている外国人がますます多くなり、路上やバス、公園等の至る所で出会います。彼らは救い済度する対象であり、多くの大法弟子は彼らに対して中国共産党の醜さを暴露しています。

  外国人はわりあい理性的で、明るく朗らかで、とても話しやすいのです。ある日、私は外灘である大学で教えている男女2人のイギリス人に出会いました。彼らは流暢な中国語を話しました。彼らは自発的に私に挨拶しました。私は彼らに真相資料を手渡すと、彼はそれを見て、「良く書けています。中国共産党は虚言をまき散らしていて、彼らは法輪功を迫害しており、きっと報いを受けるに違いありません」と言いました。女性は背が高く、彼女は両手で『真善忍好、法輪大法好』と書いたお守りを握って胸におき、それから、口元に寄せてキスをして、親指を立てて、「法輪功はすばらしい」と言いました。

  にぎやかな都会あるいは辺境の田舎に関わらず、至るところに大法弟子は足跡を残しています。

  ある真夏の日に、私は同修と一緒にある郷・鎮の観光地にある辺境の村に真相資料を届けに行きました。大勢の旅行客が往来していました。

  昼間、私たちは村民と一緒に働きながら、真相を伝えたり三退を薦めたりして、夜になると、現地の同修と出かけて真相資料を配布しました。山村にはどの家も犬がいて、見知らぬ人が行くと噛みつこうとします。私たちは香ばしい餅を2つ投げると、犬は食べものがあるので、直ちに吠えなくなりました。

  私たちが真相資料を配布する途中で、ある観光地を通るとき、その道ばたや山の中腹にたくさんの樹木がありました。私たちは特製のバイト(ガラス瓶を壊して、そのかけらの先を利用する)で、幹の地面から2メートルの高さのところに、上から下まで、『真善忍好、法輪大法好』を刻むことにしました。力と深さを加減して、手でガラス・ブロックをしっかりと持てば、刻んだ字は結構美しく見えました。

  それから、現地の同修は私たちに、「文字を刻んだ樹は格別に緑が濃くなりました。幹の成長にしたがって字も成長し、幹が大きくなるにつれて、字も大きくなって、ますます目立つようになり、とても美しく見えます」と教えてくれました。

  天目の開いた同修は、樹に字が刻んであるところはいつも大法輪が回転して、金色の光の環は放射状になっていて、その地方の衆生を救い済度していると言います。

  公園の一角にある亭の中に男女2人が座っており、男性の気質は並外れていました。私が亭に近づいてみると、やはり上品さは十分で、彼らは自発的に私に挨拶して腰かけるように勧めました。腰を下ろすと、彼は話し始めました。学校にいた時に入党して、大学卒業後にある政府機関で、平凡な官吏になり、一筆のお金を儲けましたが、官界と経済の流れの中で、結局は体が疲れ果てたと言うのです。私は、「人間になることは苦しむことで、生涯争ったり闘ったりして、人を害し己を害して、とてもわりにあいません。あなたは何も悪くなく、大学を卒業して役人になって、金持ちになり、やさしく賢い伴侶がいて、これは前世で修めた福です。未来のために、この一生をさらに良く修めることです。今は、真善忍の大法が世に伝えられており、あなたたちが真善忍のすばらしさと法輪大法のすばらしさをしっかりと覚えて、法輪功のことに良く対処し、中国共産党から脱退することによって、すばらしい未来がおのずとやってきます」と言いました。

  彼らはいずれもまじめに聞き、私はまた江沢民と中国共産党が法輪功と法輪功修煉者を迫害する真相資料を見せると、彼は資料を見ながら耳を傾けました。私が天安門を血で流す悲惨な事件に言及した時、彼は突然立ち上がり、「今日私は感服しました。あなたの言ったことは誠実で、すべて道理にかなっています。私は劉○○で、彼女は李○○と申します。天に誓って(指を天に指して)、私たち2人は党から脱退します」と大声で言いました。彼は私の手をしっかりと握って、感動して涙を流しました。

  私は直ちに立ち上がって、両手で合掌し、師父のご慈悲に感謝して、「あなたたちは助かりました。すばらしい未来がかならずやって来るでしょう。おめでとうございます!」と言いました。

  私は師父の導かれた道に従って勇猛邁進します。多くの衆生が私たち大法弟子の救い済度を待っているのです。

 (完)

  2009年5月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/1/194497.html