日本明慧
■印刷版   

河北省:馮暁梅さんが公安局に連行された

(明慧日本)石家荘市の法輪功修煉者・馮暁梅さんは、2009年4月27日午前、石家荘市の公安局に連行された。4月28日正午、馮暁梅さんは藁城市公安局に移送され、夜、藁城市留置所に拘禁された。家族は行政処分として5日間処罰すると書かれた留置証明書を渡された。現在、馮暁梅さんは断食して、この不正な拘禁に抗議している。

 馮暁梅さんは連行されてから行方が分からなくなり、親戚が探したところ、正義ある人の助けのもと、大筋の事情が分かった。

 2009年4月27日の午前、馮暁梅さんは勤務先の(河北四方電信設備有限会社)で仕事をしている時に、石家荘市公安局の警官が率先して、石家荘市裕華分局(裕華分局政保大隊副大隊長・韓登峰が参加)が共謀し、藁城市公安局、良村開発区公安局、開発区派出所の警官を引き連れて、門衛を制圧し、事務所ビルに入り、副社長と他の従業員を監視しながら、馮暁梅さんを強制的に連行した。

 警官は、ノートPCと携帯電話などの私物を奪い取り、馮暁梅さんを連行して、尋問した。4月27日の夜、馮暁梅さんは石家荘市労働教養所の洗脳班に拘禁された。4月28日、藁城市の留置所に移送され、留置証明書に記載された拘禁期間は5日と書いてあるが、どこで釈放されるかは書かれていない。藁城市公安局は「私たちにはもう関係ない、もともと大したことではない、石家荘市公安局が行っている、5日後に釈放するのは石家荘市公安局が示したことだ」と言った。馮暁梅さんが連行された後、石家荘市公安局は状況を暴露されるのを非常に恐れて、すべての関係者の携帯電話を封鎖し、関係者同士と連絡をとることを許さなかった。

 馮暁梅さんが連行されから、行方が分からなくなり、四方電信設備有限会社の同僚はとても焦り、大勢の人を動員して探した。市局、分局、派出所を探したが、見当たらず、誰もが口を揃えて「知らない」と言い逃れをした。午前中から、夜11時ごろまで探してやっと関係者を探し当てたが、話したことは全て嘘だった。4月28日、石家荘市とある幹部は、従業員に「同僚を助けることは政治問題にかかわることになる」と脅かした。

 馮暁梅さんの幼い息子と高齢の母親は、いたるところに行って馮さんを探したが、みんな「知らない」と言い逃れをした。現在、息子と高齢の母親は頼る人がいなくなり、1日が1年のように長くて辛い日々を送っている。

 馮暁梅さん一家は「真・善・忍」を信仰し、法輪功を修煉しただけで中共に迫害され、一家離散し、肉親を失った。夫の王宏斌さんは、2003年に労働教養所で迫害されて死亡した。馮暁梅さんの妹である馮暁敏さんも、一家離散して転々としながら、その期間中の2004年に死亡した。当時1歳だった馮暁敏さんの息子・小天行ちゃんは、馮暁梅さんが育てている。馮暁梅さんの父親は親戚の相次ぐ死去に大きな打撃を受け、さらには警察から何度も嫌がらせをされて、2005年の初めに死亡した。今は馮暁敏さんが一人でアルバイトをしながら、一家の生計を立てている。幼い子供と、高齢の母親は互いに頼り合いながら共に生活をしている。馮暁梅さんは夫を亡くし、父親も亡くし、妹も亡くした。

 馮暁敏さんは、一人でアルバイトをしながら高齢の母親の介護をし、息子と、6歳になる甥の小天行ちゃんを育てなければならず、生活はとても困難である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年5月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/1/200016.html