日本明慧
■印刷版   

四川省成都市:法廷の外で法輪功修煉者を連行

(明慧日本)2009年4月29日午前、四川省成都市高新区裁判所で、法輪功修煉者・陳昌元さんが不法に裁判されていた時、傍聴に行こうとした陳さんの兄夫婦が、裁判所の外で待ち伏せていた多くの警察や私服の警察に連行された。また、裁判所の付近を通っていた法輪功修煉者・謝さん夫婦も連行された。

謝徳清さんと妻の余勤芳さん

 4月28日朝8時過ぎ、成都市の空が急に黒くなり、高新区の公安、検査、裁判所は大敵が攻めてくるように、法輪功修煉者がチラシを配布することを阻んだ。周辺2キロメートル範囲に多くの警官や私服警官、パトロール・カー、610弁公室メンバー、町の共産党メンバーを配置した。当日深夜11時になっても、裁判所の近くにはまだたくさんのパトロール・カーがいた。

 4月29日午前、裁判所の前に警察の車がたくさん止まった。数十人の警察及びパトロール・カーが周辺でひっきりなしに巡視したり、撮影したりした。通行人はちょっと足を止めただけでもすぐ横暴に追い払われた。

 4月29日午前、謝さんの勤め先である成都市地質探査院が警備員を派遣し、警察と共に、裁判所付近を通っていた謝さん夫婦を連行した。5月1日、勤め先は謝さん夫婦の着替えを求めて初めて事情を家族に通知したが、拘禁場所を告知することを拒否した。

 謝徳清さん(69才男性)と妻の余さん(67才女性)は、2人とも成都市在住。元成都市地質探査院所属の科学研究所の職員であった。夫婦は1996年から法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に従ってより良い人間になることを目指した。結局、全身の病気が完治し、心身共に健康になり、勤め先の医療費を節約した。

 1999年7月に法輪功が弾圧されて以来、謝さん夫婦は当局にずっと監視され、尾行され、追跡され、何度も家宅捜査され、洗脳班や留置場へ送られた。長期間の嫌がらせを我慢できなかったため、夫婦2人は仕方なく家を出た。それでも、当局は許さず、今年3月から夫婦の退職金を差し引いた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年5月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/6/200308.html