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若い女性弁護士の修煉物語:本物の宝物を見つけた(一)(写真)

(明慧日本)30歳という若い年で弁護士事務所のパートナーになった鳳蘭さんは、人生が順調で、仕事運もよく、人から羨望されるすべてを持っていた。しかし、突然おとずれたある事が彼女のすべてをつぶした。彼女はどのように人生の方向を見つけ、新しい生活を始めたのだろうか。
毎朝、煉功に参加する鳳蘭さん(真ん中の黄色い服)


  頂点から低迷まで

 鳳蘭さんは元気で、プロとしての自信にあふれていた。2003年に発生した苦しい出来事に、現在の彼女は感謝している。

 非告訴弁護士事務所のパートナーとして、鳳蘭さんは主に企業の合併買収を発案していた。業界で名を上げたため、業務は非常に忙しく、数日間続けて眠らない時もしょっちゅうあった。鳳蘭さんは自分の仕事を愛していた。すべての業務が彼女のコントロール下にあり、満足していた。

  忙しい生活と長期間のストレスは彼女の体をぼろぼろにした。2003年、一種の挫折感が突然襲ってきたとき、彼女はだるくなり、疲れを感じて、呆然としてしまった。

  鳳蘭さんの体は急変した。顔にはニキビが生じ、全身が浮腫んだ。おしゃれが好きな彼女にとって、これは大きな打撃であり、彼女はどん底まで落ち込んだ。「仕事があっても煩わしく、仕事がなくても煩わしい。何をしたらいいか分からず、非常に苦しんでいました」心身の疲労で、彼女は弁護士の仕事を捨てることも考えた。

  新しい希望を見つける

  これは鳳蘭さんが出会った初めての苦しみであった。仏教の家庭で育った彼女は、幼い頃からいろいろな経典を読んだ。しかし、毎日経典を読んでも、体と心の悩みは全然良くならなかった。彼女は人生と仕事について大きな疑問を持ち始め、どうしてこんなに苦しいのか、何のために仕事をしているのかと考え、いろいろな本を読んでも答えはなかった。

  ある日、彼女と仲の良い同僚が興奮して彼女に話した。「最近、法輪功を学んだけど、非常にいいですよ。あなたも試して見たら?」

 その時の鳳蘭さんの法輪功に対する印象とは、中国共産党に迫害された気功団体ぐらいであった。心身ともに苦しんでいた彼女は同僚の勧めで、『転法輪』を読み始め、9日間の講習会に参加した。

 9日間の講習会が終わった後、彼女はまじめに家で法を学び、煉功をした。2カ月ほど経ったある日、出勤の途中に、森の中を通っていて地上を照らしている金色の光を見た。その時、彼女は世界がどんなに美しいのかと感嘆し、1年ほど付き纏われていた挫折感がなくなり、元気を取り戻した。

 (続く)

  2009年5月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/5/200257.html