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法輪功を罵ることを拒否した大学の教師は、解雇すると脅された

(明慧日本)大慶石油学院秦皇島分院の教師で、法輪功修煉者の韓玉ヘンさんは当局に連行された。その後、同じ大学に勤めている教師、韓さんの妹・韓玉光さんは法輪功を罵ることを拒否したため、解雇すると大学側の幹部に脅された。

 韓玉ヘンさんは2009年2月21日、北京への出張時、ホテルで身分登録をした際に法輪功修煉者であることを知られた。すぐに北京永定路派出所の警察に連行され、2年間の労働教養刑を科された。韓さんの家族は各方面に駆け回り、北京市公安局、北京市海テン区支局の責任者を尋ねた。ところが、当局は韓さんを釈放しないだけではなく、言葉を濁して理由もきちんと説明しなかった。

 韓さんの案件について、現在多くの国に知れ渡っている。北京の公安局は圧力を感じたため、調査を行うと言ったが、問題を解決するかどうかは懸念されている。

 韓さんの妹・韓玉光さんも同じ大学に勤めている。同大学の共産党書記、警備課長、建築工程学部の部長、学部の書記の4人は何度も韓玉光さんに圧力を加え、法輪功を罵るよう強制した。玉光さんはその理不尽な要求を拒否したため、5月5日、学部部長と学部書記は学部で会議を行い、玉光さんの共産党資格を除籍した。また、今度の会議で教師の資格をも剥奪すると脅した。学部部長の趙は「共産党と法輪功は共存できず、共産党が私にご飯を食べさせてくれているから、私は必ず共産党に従って何でもする」と叫んだり喚いたりした。

 韓玉光さんは大学の中堅教師で、多くの科目を担当しており、学生への教え方も専門家に称賛されている。今回、姉の案件で法輪功を罵ることを拒否したため、大学側に脅迫された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年5月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/9/200505.html