日本明慧
■印刷版   

米マディソン市長:「脱党と真相を伝える旅」を歓迎(写真)

(明慧日本)米国中部の脱党サービスセンターは、5400万の中国人が中国共産党およびその関連組織からの脱退を声援する14箇所の拠点で、「脱党と真相を伝える旅」という活動を結成した。2009年5月2日より、シカゴのチャイナタウンをスタートし、ミルウォーキー(Milwaukee)、マディソン(Madison)、ミネアポリス(Minneapolis)を経由する中で、各地で脱党志願者が集まり、彼らを声援する集会が開かれ、社会各界からの支持を受けた。

「脱党と真相を伝える旅」の声援団体がミルウォーキーに到着

「脱党と真相を伝える旅」の声援団体がマディソンに到着

シャロンリマー氏が脱党を声援する集会で発言

 5月3日午前、マディソンの市庁舎前で行なわれた集会では、シャロン・リマー(Sharon Remer)氏、ティム・ジュバール(Tim Gebhart)氏、チベット人協会主席トゥプテン・サンハー(Thubden Sangha)氏および米国中部脱党サービスセンター代表・徐志偉博士、共産党による迫害を受けた被害者・鄭氏を含む5名の代表者が発言した。集会に祝賀を贈ったマディソン市長は、「集会に参加したマディソンの市民の皆様にお喜び申し上げます。皆様が共産党政権による人権侵害の深刻な問題を世界に知らせていることは素晴らしいことです」と示した。

 シャロン・リマー氏は次のように述べた。「今日ここへ中国共産党を脱退した勇気ある人を応援に来ました。アメリカで生まれ育った人には、中国共産党政権に人権と自由が奪われた人々がどれだけ惨めな生活を送っているか想像できません。脱党を決断した5400万の勇士に感銘を受けました。中国共産党が人権を前にしてどれほど卑劣なことを行なっているかは言うまでもありません。特に近年、法輪功に対して残酷に迫害しており、今となってもう10年が経ちました。実は脱党する理由は多々あります。単に『残虐で人間性なき迫害』を行なっているから、ということも理由になるのです」

 ティム・ジュバール氏は「中国共産党に、人命を軽んじて迫害を続けてきたことを訴えるために来ました。中国共産党の歴史は、ナチスと何の変わりもありません」と述べた。また、カナダの人権弁護士が報告した、中国共産党の下で行われている法輪功修煉者を対象にした生体からの臓器摘出により莫大な利益を得ているという事実報告を挙げて、「共産党はたくさんの中国人を殺害し、摘出した彼らの臓器を利益に交換しました。ナチスの暴行と同じことが中国大陸で起きています。あんなに酷いことはもう世の中に存在していないだろうと思われながらも、共産党の世界では平然として行われています。この卑劣な行為を黙っているわけにはいきません」と語った。

 ティム氏は、「中国の春は、共産党政権が崩壊して悪人らが制裁されてから、初めてやってきます。いまだに共産党に入っている人々よ、人権と良識をもって共産党を脱退し、目を醒ましましょう」と語った。

 マディソン市長は次のように述べた。「今日の活動では共産党の迫害をさんざん受けた人々の叫び声が出されました。法輪功修煉者、チベット人、ベトナム人と少数民族の苗族人を含む大勢に、訴える機会を提供しました。皆様が公正な世界を築き上げようとしている努力に支持の意を表します。その努力があってこそ、一人ひとりに基本的人権を享受でき、さらに開放的および尊厳のある人生を手にする保障できるようになります」

 2009年5月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/5/200278.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/5/10/107196.html