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台湾:6千人で『転法輪』を描き、師父への感謝を表す(写真)

(明慧日本)2009年5月9日、台湾各地や金門島、澎湖などから訪れた6千人あまりの法輪功修煉者たちは、風光明媚な南台湾の有名な埔頂大草原に集まり、自分たちの修煉を指導している『転法輪』の形に並んで人文字を作った。太陽の光で黄金の『転法輪』がとても輝いて見え、法輪功が伝え出されて17周年を祝った。 

2009年5月9日、台湾各地から集まった6千人あまりの法輪功修煉者たちは、埔頂大草原で『転法輪』の人文字を作った


6千人余りの法輪功修煉者たちが埔頂大草原で煉功し、法輪功が伝え出されて17周年を祝った

 法輪功(ファルンゴン、法輪大法ともいう)の創始者である李洪志先生は、1992年5月13日に中国の長春市で初めて説法され、それから「真・善・忍」の理念が世界中に広く伝わり、1億人の道徳を向上させ、人々を「返本帰真」の道を導いた。17年後の今日、法輪大法は世界100以上の国と地域に伝わり、人々の歓迎を受けている。

 法輪功修煉者たちの修煉を指導する『転法輪』はすでに30ヶ国の言語に翻訳されており、法輪大法の著作のうち重要な一冊である。各階層、各年齢層の人々は毎日、修煉して返本帰心することを教える『転法輪』を読み、道徳を重んじて善を修め、心性を向上させ、良い人の中の良い人を目指している。

 最多人数の人文字

 台湾法輪大法学会副理事長の黄春梅さんは、「台湾法輪功修煉者が初めて『転法輪』を人文字で立体で表現しました。参加者は6千人以上です。台湾の歴史でも初めとなる大記録を樹立しました。大勢の修煉者は昨夜の11時頃の列車に乗って南下し、地元の修煉者たちは三日間休まずに強風と闘いながら現場の準備をしました。みんな様々な困難を乗り越えて、太陽に輝く立体の『転法輪』を作り上げ、師父に対する感謝の気持ちを表しました。今回のこの行動は世界、特に中国本土のいる修煉者にとっても励ましになるに違いありません」と話した。

 今回の大規模のイベントを企画した陳貴林さんは、周囲に32本の光が輝く『転法輪』を作り上げた。今の気持ちは最高だという。陳さんは「埔頂大草原の後ろには大尖山があり、前方には果てしない太平洋が続いています。遠くに墾丁鵝ラン鼻燈台が見られ、『転法輪』は灯台のように修煉者の修煉の道を照らしていることを意味しています。今までの人文字は台北中正記念堂、及び中部の景勝地を選んで作りましたが、今回は初めて中部・北部から南部に移しました」と話す。

 人文字に参加した修煉者は社会各界、各年齢層で構成されている。最年長は台南市98歳の馬さんというお爺さんで、最年少は4歳の徐法恩ちゃん(法輪功の弟子)。馬さんは「私は昔は体中病気だらけで、毎日薬に頼って生きていました。痛みが襲ったときには死んだ方がましだと思った時もありました。幸いに10年前に法輪功と縁があり、法輪功を修煉し始めてから私は生まれ変わりました。恩師の恩恵に感謝しています」と感激して話した。4歳の徐法恩ちゃんは父の徐文超さんと一緒に台北から訪れた。徐法恩ちゃんは「私は弟子です。法輪大法は素晴らしいです! 師父、お誕生日おめでとうございます!」と言った。

 日本に住む李華さんはご主人と息子と共に滞在先の台北から訪れた。李華さんは「日本ではまだこんなに広大な場面を作ることができません。かつて中正記念堂で台湾の修煉者たちが作った法輪図形を見た時にとても感動しましたが、今回はさらに大きくて、そして自分もその中の一員になることができてとても嬉しいです。偉大なる師父の恩恵に感謝しています」と語った。

 現場は静かで整然としている

 屏東県坊寮郷から来た張さんは、立体に黄金のように輝く『転法輪』の人文字を見て、「彼らは非常にすばらしいです。とても我慢強いです。猛烈な太陽の下でずっと静かに個人個人の役割を果たしています。彼らの心はきっと非常に安らかであると私は思っています」と感想を聞かせてくれた。

 台北から来た法輪功修煉者の趙さんは、「埔頂大草原を法輪功修煉者たちが埋め尽くしました。6千人以上の修煉者たちは静かに座禅を組み、目を軽く閉じて両手を合掌し、恩師のご誕生日に祝福を送りました。イベントが終わった後、現場にはゴミ一つ残っていませんでした。みんなでキレイにして会場を後にしました。これは1999年4.25陳情の精神の再現です」と感激して話した。

 人文字の現場監督の王国明さんは、今年の人文字は今までのとは違って、ハードカバーの黄金色の『転法輪』を三次元で表現し、32本の光が『転法輪』から放射されているイメージを非常にうまく表現できたという。李洪志大師のお名前と『転法輪』の6文字が正面から見え、側面から立体にも見える。『転法輪』の大きさは88メートル×110メートル、長さは150−160メートルもある。現場の設営は60人以上が二日間かけて作り上げた。海岸沿いなので強風と闘いながら作り上げたという。

 法輪功を修煉すると心身ともに健康になれる

 「何かあっても、どんな忙しくても、必ず世界法輪大法デーのお祝いに参加します」と話すのは、昨夜11時の列車に乗って来た86歳の楊金才さん。楊さんは86歳の高齢者でありながら、長い旅の疲れを感じないでとても元気だった。かつて法輪功が中国本土でしか伝わっていない時に、中国本土の人たちを羨ましく思っていた。その後、法輪功が台湾にも伝わってきて、自分も修煉者の1人になって何より嬉しかったという。

 実は、楊金才さんは中国雲南省の生まれである。1954年に国民軍と共に台湾に移住した。1996年から法輪功を修煉している。今までの病気は痕跡もなく全部治ったという。また、楊さんは学校に行ったこともないので、文字がまったく読めないが、『転法輪』の中の文字が全部読めるようになったという。今は「論語」や『転法輪』を暗記している。中国大陸で迫害されている同じ法輪功修煉者である同修者たちのことを思うと心が痛くなるという。また、「偉大なる師父は私達のために、私達を済度するために非常に苦労されていることを思うと心が痛みます」と言いながら、楊さんは涙があふれ出した。

 高雄から来た林在芳さんは、毎年の世界法輪大法デーに必ず参加している。林さんは、「私たち修煉者は法輪大法から受けた恩恵は数え切れません。心身共に健康になったし、道徳も昇華しました。しかし、中共はデマを流して法輪功を中傷しています。世界の人々に法輪功の真相を伝える必要があります。法輪功の素晴らしさを知ってほしいです」と話した。

 退職した元校長の陳さんは、「私は70歳を超えてもとても元気です。毎回のイベントに遅れないように来ています。特に忘れられないのは『インドへの旅』でした。法輪大法がインド全国80以上の学校に導入され、それらの学校では体育の授業で法輪功を教えているのです。学校が終わるとみんな家で両親と一緒に法輪功を修煉しています。本当に素晴らしいです」と話した。

 1995年に法輪功が初めて台湾に伝わってから、道徳を重んじ、善良になり、心性の修煉を重んじ、心身共に健康になる法輪功の効果は著しく、大勢の台湾人に愛され、人から人へ、心から心へと伝わってきた。現在、70万人もの台湾人が毎日法輪功の修煉を続けている。彼らは静かに、穏やかに、平和の力として台湾社会に貢献している。

 2009年5月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/10/200583.html