日本明慧
■印刷版   

88歳の時は全身病気、98歳で全身健康(二)(写真)

(明慧日本)

 生命の転機

  人生で最も不調な時に転機が訪れました。馬済宇さんは友達の紹介で、老人ケア専門のボランティアで、また法輪功修煉者でもある林鳳菊さんを知ることになりました。林さんは早朝に外出して煉功し、帰って来てから、いつも嬉々として、やさしい心で看護しているのを見て、馬さんも修煉したくなりました。「その当時、馬さんはとても衰弱しており、立つことは言うまでもなく、床に座ることさえも大変困難でした。初めのころは、馬さんに椅子を用意し、私が同修と一緒に煉功するのを馬さんは隣で見ており、たまに手を上げてちょっと動作していました」と林さんは馬さんを紹介しました。

  馬さんは、法輪功の動作はとてもゆっくりしており、弱った身体でも練習できると実感し、数日間の煉功を通して、全身が楽になりました。

  当時、90歳近い馬さんは座禅を組む時はたいへん苦労しました。「私は今まで座禅を組んだことがありませでした。結跏趺坐は言うまでもなく、半跏趺坐もできませんでした。しかし何カ月か経って、私は半跏趺坐も、さらには結跏趺坐もできるようになり、それから5分、15分から1時間まで座禅することができるようになりました」

 修煉の奇跡

 

  馬さんにどうしてそんなに強い気力と意志で、持続して修煉できるのかと聞きました。馬さんは次のように言いました。「法輪功の修煉を通して私の身体は大きく変わりました。以前は毎月、3週間外来通院し、3種類の薬を服用していました。修煉して3カ月後には心臓病の薬や杖を止め、5カ月後には前立腺肥大の症状が消え、睡眠薬の服用回数も毎日から5日ないし8日に1回になりました」

 修煉して7カ月後、馬さんは理性的に心から自分の行為を決定すべきで、外的な薬物から睡眠を制御するのではないと思いました。「当日の夜から、頭は大変すっきりし、一晩中学法し、煉功し、片時も目を閉じることもありませんでした。翌日、身体はとても心地良く、続いて何日間もずっとこのようして、私は連続8日7晩寝ていませんでしたが心身ともに元気でした」8日7晩も眠っていない記録を作った後に、馬さんはそれから睡眠薬に依存する習慣を完全にやめました。これは奇跡です。

  馬さんは修煉してからも何回も転倒しましたがすべて無事でした。これは常人社会の道理では考えられないことです。「あなたは信じられますか? 90歳過ぎのおじいさんですよ! 高齢者が最も怖がっているのは転ぶことです。転倒するとどこかを骨折しやすいですね。しかしどこも傷ついていません」

 幸せは素晴らしい

  法輪大法を修煉してから、以前は机の上には各種の薬品、栄養剤がありましたが、今はもうなくなり、それに代わって法輪功の書籍が並べられています。馬さんは毎朝4時に起き、近くの公園で大法を学び、煉功し、そして自力ですべての日常生活を送っておられます。「私は一生涯の中で今が最も幸せで素晴らしい時です。このすべては法輪大法から賜ったのです」と馬さんは言いました。

  アメリカに住んでいる子供たちは父親の大きな変化をたいへん嬉しく思い、安心しています。「私がワシントンDC法会に参加する時、子供たちが長距離の飛行機で私を楽に休ませようと、わざわざファーストクラスの航空券を買ってくれました」

 この数年間、90歳過ぎの高齢の馬さんは3回も米国に行き、またオーストラリア、韓国、シンガポールにも行き、香港には8、9回も行って洪法活動に参加しました。「私は高齢で歩くのも遅いのですが、私は外へ出て、世間の人々に中国共産党が法輪功を迫害している残酷な犯罪行為を訴え、そして『法輪大法は素晴らしい』と伝えます」と馬済宇さんは話しました。

 (完)

  2009年5月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/4/29/199932.html