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河北省唐山市:法輪功修煉者・孫建民さんが迫害され死亡

(明慧日本)河北省唐山市開平区在住の法輪功修煉者・孫建民さんは穏やかで、善良、正直な人で知られている。1998年に初めて法輪功を修煉してから心身ともに健康になり、家庭内でもとても幸せになった。しかし、1999年7.20から中国共産党が法輪功に対する不法な弾圧を始めてから、孫建民さんは荷花坑労働教養所に監禁され迫害を受けて脳出血になった。しかし、長期に渡って地元警察が孫さんの自宅で嫌がらせを行い、私生活を脅かしたため、孫さんは2009年4月27日に冤罪を晴らせないまま、61歳でこの世を去った。

 下記は孫さんが受けた迫害の真実である。

 
1999年7.20、開平出張所は何の証明書も提示しないまま孫建民さんを不法に捕まえ、開平屈庄小学校に連行し、20日以上監禁し迫害した。その間、家族との電話や面会も許さなかった。

 2000年3月、孫建民さんと他の法輪功修煉者、計13人が開平鎮に行き、法輪功の真相を伝えた。しかし、中共政府は平和的に陳情する国民を連行し、開平出張所に監禁し、陳情書類を「証拠」として没収した。同日、13人の法輪功修煉者は開平刑事警察大隊に護送され、10数日間監禁された。その後、唐山市長寧道拘留所に護送され、15日間不法に監禁、迫害された。また食事代として300元を強制的に支払わされた。

 2001年5月24日、孫建民さんたち10数名は、開平公園内の森で一緒に法輪功の動作を煉功していたところを、中共に洗脳された住民(この住民は後に悪の報いに遭い死亡した)によって密告され、開平の610弁公室の警察に包囲された。開平公安支局の李国軍が指揮し、孫さんたちに暴力を加えてから開平支局の留置場に入れた。留置場で、修煉者たちはさらに棒や足で暴力を振るわれた。服を脱がされ、大きなベルトのようなもので打たれて皆大けがをした。ひもで上から吊り下げられ、一晩吊り下げられた状態で死ぬほど苦しめられた。みんな意識を失ってしまっていた。その後、不法に懲役3年の冤罪を下され、翼東刑務所に監禁され迫害を受けた。また、孫さんは警官に靴で顔を殴られた。3年経っても釈放されないまま唐山第一留置場に入れられ、10か月間不法に監禁された。さらに3000元を警察に奪い取られた。

 2004年10月19日、悪辣な周永康(中央政治局常務委員会委員)が唐山に来た。その時、孫建民さんたち10数人は開平公安支局の悪辣な警官・戴建軍、王宝に連行され、不法な家宅捜査を強制された。また、警官・張凡に暴行を受け、高電圧のスタンガンで頭と全身を痛めつけられた。開平支局の李国軍は、ほかの警察に暴力を振るうように唆した。実は、この李国軍はヤクザや暴力団と関係があり、2005年に爆発事故の真の犯人を逃したことによって警察を解雇された。

 孫さんは開平公安支局の地下室に二日間監禁され、唐山市第一留置場に入れられた。2004年11月18日、不法に懲役三年間の冤罪を下された。2005年10月19日、孫さんは監禁先の荷花坑労働教養所で迫害され、脳出血を起こした。家族の力によって自宅に帰ったがその後、絶えず警察に嫌がらせを受け、私生活を脅かされていた。最後に自力で生活することができなくなり、2009年4月27日に亡くなった。

 2009年5月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/11/200620.html