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師父の選択に従い、神韻を広く伝えて世の人を救い済度する(一)


文/北米の大法弟子

(明慧日本)神韻公演に対して、師父は『2007年ニューヨーク法会での説法』の中で、「毎回の公演はみなこういう状況です。人々は衝撃を受けています。この空間では子供たちは演出していますが、他の空間では多くの私の法身と神が皆行なっています。(拍手)震撼力と人の変化は当時私が法を伝えたときと似ています。(拍手)ですから、人を大きく変えました」「 劇場から出てきた人は、大法弟子に対する態度がほぼ百パーセント変わったのです。法輪功に対する態度も変わりました。人間の念が動じれば、その人が残されるかどうかを決めることになります」と教示されました。

 ご存知のように、神韻公演は尊敬なる師父が自ら法を実証するために行われたプロジェックトであり、芸術学校、舞踊団、楽団の創立から番組の制作、稽古、更に巡回公演の各方面までに至って、師父は全てに心血を注いでおられ、衆生に対して量り知れない慈悲とこの上ない智慧を注がれました。

 神韻を鑑賞した後に巨大な変化をもたらした観衆を見て、私たちは、神韻公演は純善、純美の芸術の形式により、全面的・系統的に人に向かって人類、生命、宇宙、法輪功のことおよびその迫害された真相を伝えています。これは師父が衆生を救い済度するために、法を正す時期の大法弟子に下さった最も大きく、最も広範囲、最も効果的で威力この上ない法器なのだということを体得しました。

 「神韻は私の無神論の観念を打ち破った」

 天津から来た1人の女性は、元から深刻な無神論者で、トロントで再び神韻の公演を鑑賞した後に、「今までは神のことに言及すると、まったく信じず、聞こうとしませんでした。しかし神韻を観たことによって、神の存在を感じるようになりました」と表しました。彼女が『迫害の中で私たちは神の道を歩み続ける』を観た時、シーンの中で堅持して法輪功を修煉したために打ち殺された父親が、舞台からバックスクリーンの天上に上がって佛になり、元々身に付けていた黄色いTシャツも一瞬にして佛の袈裟になりました。そこで彼女はそのとても自然で、本物そっくりな手法により、いつの間にかそれをまるで真実の存在であるかのように感じたことで、無神論の観念を直ちに一掃できました。

 工事の仕事を請負っている金さんは、神韻の公演に心を深く打たれ、揺り動かされました。「以前は誰かが神が存在することを言うと、私はまったく信じていませんでした。しかし、今日しっかりと感じて、神韻は私の人生観を変えてくれました。人生の目標がはっきりとしてきて、大法というこの道を信じ、神を信じる道を歩まなければなりません。これは私の人生が変わったきっかけです」と金さんは感動していました。

 「多くの観衆は以前理解できなかったものが神韻を通して理解することができるようになり、法輪功がこの世に伝えたこともはっきりと分かってきました」と表しました。

 生命の目覚め

 米国に来たばかりの中国の人権保護弁護士の李建強さんは、ニューヨークのラジオシティで連続して2回の神韻公演を鑑賞しました。彼は、神韻公演の中で想像を絶した舞踊、音楽、衣装およびバックスクリーンによって、顕現された夢のように変化に富んだ天上と下界の美しい光景、そして公演全体の深い内包から、人類の智慧より遥かに高いものを感じました。9年も続けて中国共産党の弾圧を受けて来た修煉団体が、極めて短期間で世界トップクラスの大規模な3つの舞踊団と2つの交響楽団を創立し、全世界で同時に巡回公演を行いました。こうした世界公演の奇跡を創りだす中で、彼は神韻の神聖な力を見ました。彼は「神韻は神の賜物で、神が絶妙な芸術の形式で私たちの行くべき天国を明らかに示したのです」と言いました。

 職業柄、李建強さんは大陸の法輪功修煉者の受けた迫害を大いに理解していて、これらの日常茶飯事な自らの力で変えることのできない出来事に対して、次第に麻痺する一方だと感じました。しかし、このような悲劇が世界最大の文明的な舞台の上で、芸術の形式で如実に現された時、彼は揺り動かされて、驚いて目が覚めたと言います。

 彼は「このような善良で素晴らしい民衆を迫害する政権は本当に邪悪過ぎます。私は、そのような政権に統制された全ての中国人は、その土地で発生した悲劇を容認することに恥じ入るべきであり、これらの発生すべきでない悲劇が、自分の怖じけづく心と、沈黙、麻痺および放任する中で引き続き発生することに恥じ入るよう感じるべきだと思います。これは事実上、天の感情を害していて、神佛の感情を害しているのです。これほど大きな悲劇の中で、全ての人はみな重い十字架を背負っています。もし、私たちがまた是非をはっきり区別できず、煽り立てるのならば、甚だしきに至っては悪人を助けて悪事を働くのなら、それは本当に危険極まることです」としきりに言いました。

 『あなたの望んだ道に』はさらに彼に感激の涙を流させました。「以前、ニューヨーク・フラッシングを通った時、晴雨に関わらずチラシや新聞を配布する老人を見て、私も1枚受け取り、ありがとうと言いました。しかし当時は、老人たちは容易いなものではなく、かわいそうだから1枚受け取ったかのようでした。また国内で、投獄されても恐れることもなく、信念を堅持して、生命の危険を冒してまで陳情し、資料を配布して人々に真相を伝える法輪功修煉者たちはいったい誰のためにやっているのですか? 私は以前は本当に知りませんでした」

 神韻を見てから、李建強さんは真相を伝える修煉者を理解するようになりました。「事実上、彼らは仕返しをするためでもなければ、自分のためでもありません。私たちは当局が人権の上で彼らに災難をもたらしたことに知らないふりをしたり、口を閉じて言わなかったり、甚だしきに至っては意地悪く遠まわしに批判したりしました。災難に遭う中でも、彼らは依然として不平を言わずに、慈悲心を持って私たちに真相を伝えてくれました。私たちに1本の望みある道を導いたのです。彼らの犠牲は、まさに私たちの独りよがりな大衆を救うためで、これらはいったいどんな人たちでしょう? 彼らは包容しており、彼らとの境界は、私を赤面させ、感動させてくれました」

 神韻を観たことによって、李建強さんには1つの強烈な願望が芽生えました。「私たちはいつ神韻を中国大陸で公演させることができるのですか? このような素晴らしい芸術作品を創りだしたのはいったいどのような人ですか? このような巧みで完璧かつ比べるもののない美しい公演をすることのできるのはどんな人ですか? これらの人が国や人民にとって役立つのか、はたまた害を与えるのか、彼らと彼らを迫害する政権は誰が正しく誰が邪悪なのか等、全ての人に考えと判断のチャンスを与えると同時に、人々に新たに生命を選択するチャンスを与えるのです」

 現場の神韻公演あるいは大陸で公演のディスク映像を観た数多くの華人は、この宏大な慈悲と量り知れない智慧の中で、頭の中の変異したものや害毒されたものが正されて取り除かれ、取り憑いていた中国共産党の悪霊が取り払われました。正念を啓発され、良知が呼び覚まされて、人の内在に天地をひっくり返すような変化が起き、生命が救い済度されることになります。

 (続く)

 2009年5月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/8/195103.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/2/19/104957.html