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河北省:楊竹テイさんが生前受けた迫害事実(写真)

(明慧日本)河北省保定市の法輪大法修煉者・楊竹テイさんは元保定市漢方医院の看護婦であった。中国共産党が法輪功団体を迫害して以来、何回も不法に監禁された。その苦難の放浪生活の中で心身ともに打撃を受けて、食道癌に罹り、2006年12月に亡くなった。

保定市修煉者の楊竹テイさん

 楊さんは1996年より法輪大法を修煉し始めてから、家庭関係も好転し、身体も健康になったと言う。もともと黒くてぱさぱさした皮膚は白くてつやつやになったので、同僚に美容整形したのではないかと勘違いされた。しかし、1999年7・20以来、楊さんはずっと生活を掻き乱されてきた。役場と派出所の人間がいつも家にやってきては、煉功しないように保証書を書かせていた。

 2001年8月21日、楊さんはもう一人の修煉者と真相チラシを貼り付けたことを咎められ、第38軍の軍曹2人に某部隊の敷地まで連行され、その後保定東関派出所まで移送された。その当日の夜、二人は正念を持って上手く脱出し、それから放浪生活が始まった。

 外にいる間に、北市区の国家保安大隊、保定東関派出所、東関役場などはよく待ち伏せしたり、家を掻き乱したりした。また、こうした行為は親戚や友達までも及び、悪行は広がった。 

 2008年8月、楊さんは蠡(レイ)県の国家保安大隊に連行されて、留置場に半年余り監禁された。3600元ゆすられた後、2003年3月にやっと家に帰れた。それと同時に、勤め先の漢方医院から除名された。そして、北市区警察支署、保定東関派出所の蒋永田、東関役場の王志偉はいつも家にやってきて圧力をかけ、信仰を放棄させようとした。

 本人だけではなく、楊さんの家族も大きな打撃を受けて悲惨な境遇に陥った。楊さんの夫はよく酒を飲んで鬱憤を晴らし、いつも飲みすぎていた。2003年11月、多量に飲みすぎたためアルコール中毒で死亡した。息子はそのショックに耐えきれず、2003年9月、建物の6階から飛び降り自殺をしようとして、手足共に骨折し、歯も失った。病院で数万元費やしてやっと命が助かった。

 悪党の長期にわたる迫害を受けたため、一連の衝撃によって楊さんはだんだん病弱になり、食道癌に罹って、2006年12月16日にこの世を去った。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページに参照)

 2009年5月15日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/4/30/199970.html