陝西省女子労働教養所は法輪功修煉者を警棒で殴打
(明慧日本)陝西省女子労働教養所(陝西省女子労働教養学校ともいう)は2008年6月、また陝西省麻薬中毒強制隔離回復所と表札に示していた。この教養所では、所長4人、政治委員1人、共産党書記1人を含めて警察や幹部ら150人がいる。同所はずっと法輪功修煉者への迫害に参与している。例えば、修煉者の休憩時間を取り上げ、奴隷のように長時間労働させて体力を消耗させ、虐待して、意のままに殴打したり、罵ったりし、小屋に閉じ込めたり、拷問などしている。しかも、修煉者の個人生活用品を随意に没収したりしているのである。下記に殴打された例をを挙げる。
一、法輪功修煉者が受けた暴力の実例
1、2006年から2008年にかけて、当該教養所は、李淑蓮さんに息も絶えだえになるまで迫害を加えた。
2、2006年1月31日、当該教養所の第二大隊の隊長は麻薬中毒者7、8人をそそのかし、法輪功修煉者の李金鳳さんを意識不明になるまで殴り、その後、冷たい水をかけて意識回復させた(情報を封鎖されているため、李さんのその後の状況は分からない)。
3、2008年3月17日、隊長は、囚人用の服を着用しないすべての法輪功修煉者を殴り、強制的に囚人用の服を着させた。隊長は劉さんを廊下まで引っ張り、「どうしたの?」とわざと優しく聞いた。「暴力を振るわれた」と劉さんは答えた。隊長は「何で殴られたのか」と質問した。劉さんは法律に則って隊長にいろいろと説明したが、隊長は恨みと恥で怒り出し、劉さんを警棒で20回も殴ったのである。隊長の悪行を目撃した法輪功修煉者・ゾウさんは我慢できず、隊長の前に行って理由を説明しようとしたが、かえって彼も警棒で20回ほど殴られたのである。
4、2009年1月12日、別の隊長の年坤平は、囚人用の服を着ず、共産党の旗の掲揚式に参加しない法輪功修煉者・周さんと呉さんを皆の前で警棒で殴った。年坤平は「馬鹿野郎! 二度とこんなことをするな」と叫んだり喚いたりした。
5、2006年、2007年に、第三大隊で、牟彩英さんは拷問を受け、個人用の生活用品も奪われた。
第二大隊で拘禁されていた法輪功修煉者は11人おり、第一大隊では2人、第四大隊では30人近くいた。ここで拘禁されていた法輪功修煉者は、ほとんど判決書も通知書もなく、不法に拘禁されたのである。また、ここでは、煉功や学法をすれば、罵られたり拷問されたりし、厳しく刑罰される。
二、教養所トップ幹部の悪行
呉さんは、法輪功修煉者が受けた不公平な待遇について報告書を作成し、同所の共産党書記・張が仕事を視察していた際に提出したが、張は受け取らなかった。他の修煉者は張と相談しようとしたが、拒否された。さらに、呉さんは第二大隊に帰った後、報告書を没収され、20日の刑期を延長されたのだ。
副所長の王と管理課長の劉は裁判庁の後ろ盾に頼り、互いに悪いことに力を合わせ、権力と金銭を交換して私腹をはかり、不法に多くの刑事犯を釈放し、多くの法輪功修煉者を収容した。ここで挙げた例は、ほんのわずかな一部分である。
2004年1月7日、賭け事で逮捕された李梅は20日間拘禁された後、教養所に5万元支払って釈放された。2007年2月20日、李梅は再び逮捕され、12万元支払ってすぐ釈放された。シャ華さんは大学生で、2007年2月4日に入所、家族は王所長に4万元を支払ったが、王所長は劉科長にお金を渡さなかったため、劉科長はシャさんを釈放せず、シャさんは第三大隊で労働させられた。その後、8千元を支払って、衛生大隊に移送された(重労働が免除される)。第一大隊の隊長は公然と、シャ華さんに次のように言った。「仕方がない。お前の父はあまりにもけちだ。お金を劉科長に支払ったらましだったのに」 このように、法輪功修煉者が迫害を受けている事例は数えきれないほど多い。
2009年5月17日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/2/198255.html)
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