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広東省湛江市:法輪功修煉者・陳少清さんが迫害され危篤状態に陥った

(明慧日本)広東省湛江市麻章区の法輪功修煉者・陳少清さん(女性)は北京オリンピックの直前に連行され迫害された。その後、現在まで湛江市第二留置場に不法に監禁されている。数日前、友人が面会に訪れた時、陳さんは自力で歩けず、背負われて現れ、面会に臨んだ。陳さんの体は明らかにやせ果てて骨ばかりで、衰弱し、両目を開けるのも精一杯だった。意識は朦朧として、話すことすらできず、下半身も縮んで動かすことができなかった。意識はあるものの危篤状態に陥っていた。

  それ以前、中共邪党の関係者は陳少清さんの友人や親族が陳さんと面会するのを拒否していた。この数年間、陳さんはずっと中共から迫害を受けてきた。大きな圧力に耐えきれず夫は離婚し離れていった。こうして、親族が面会できない状態で陳さんは中共からさんざん迫害され続けた。

  陳さんは小学校の元教員だった。法輪功を修煉し、「真・善・忍」に基づきより善い人になろうとして、中共から8年間ずっと迫害されてきた。2003年3月12日、陳さんが街を歩いていたところを警官に連行された。翌日、何の手続きもなく警察は陳さんを広東省三水労働教養所に護送し、3年間不法に労働教養して迫害した。その間、陳さんは肉体的にも、精神的にも大きなダメージを受けた。

  2007年3月9日夜8時頃、湛江市麻章区の610弁公室のボス・孫康ジュウと龍蘭英らは数人の警官を率いて、警察車輌で陳さんの家に侵入した。「転向書」をまだ提出していないという罪により強制連行し、湛江市の法制学校(中共の洗脳班)に護送した。2平方メートルもない狭い監房に監禁し、出入りを禁止した。監房には小さな金属製のドアと窓しかなかった。部屋にはスピーカーと監視センサーがあり、食べる時もトイレの時も全てこの狭い部屋で終わらせねばならなかった。大音量のスピーカーは洗脳するために設置されたものであり、洗脳班のいわゆる中共の「先生」や「校長」と名乗る人たちが交替で洗脳した。ここで精神的にも肉体的にも虐待され、陳さんはやせ果てて、骨と皮ばかりの状態であった。しかし、中共の暴力を前に陳さんは屈しなかった。その後、監禁場所が広東省三水労働教養所に移された時、健康診断でB型肝炎にかかっていることが発見され、自宅に戻された。

  自宅に戻った陳さんが法輪功の修煉を続けると身体は短期間で驚異の回復を見せた。しかし、2008年7月26日7時頃、陳さんは再び家の玄関先で警官に連行され、自宅にあったパソコン、現金などの家財が没収された。家の中にはほとんど何も残らなかった。警官が全て奪っていった。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページに参照)

  2009年5月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/16/201002.html