日本明慧
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法を写すことを堅守し、大法の威力を証明する


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)1996年の末、『転法輪』を手に持って一気に読み終えた瞬間、自分が30年間の人生の過程で経験したたくさんの苦痛や魔難が何だったのかがついに分かりました。同時に、この法がとても貴重であると深く理解し、ずっと飢えたように法を学んでいます。

 しかし、小さい頃から複雑な家庭で育ちました。四歳のころに引き取られて、幼いころからできるだけ罵られ、殴られ、傷つけられることを避けるように自分を守りながら生きてきました。それに、大人になった後のたくさんの苦痛や魔難に加え、強烈な執着と複雑な考えが形成されました。これにより、学法するときに思考業力の妨害を受け、雑念が多いため、口では法を読んでいますが、心はどこかに行ってしまいます。長年修煉してきましたが、自分の心性に大した変化は見られませんでした。さらに、一部の執着心が取り除かれないために何度も邪悪に迫害されたことがあります。2000年の春、北京で大法が正法であることを証明しに行きましたが、連行され地元に戻されて、2か月拘禁されました。何度も迫害を受け、夫婦は離婚せざるを得なくなり、家庭が崩壊しました。2003年、真相資料を配ったために再び連行され、正当な理由もなく、3年半の実刑判決を言い渡されました。

 その三年後の2006年、釈放された後、心から迫害され失ったこの貴重な三年間の時間を惜しみ、失った時間を取り戻して、もっとたくさん法を学ぼうと思いました。しかし、長時間法を学んでいないため、頭がからっぽで、毎日『転法輪』を何講か学んでも、頭に入らず、まるで何も学んでないようで、全く印象に残りません。それに加えて、正法の形式が大きく変化し、師父がおっしゃった三つのことについて心は非常に焦り、早く向上して大法に同化し、早く人を救い済度するようにといっそう焦りました。また、法を学ぶ時は落ち着かなくなりました。このようでいけません。まず自分の学法の状態を改善しようと思い、『転法輪』を写し始めました、毎日できるところまで写しますが、一文字一文字が心に入るようにしなければなりません。2006年7月の下旬から始まり、今に至ってもう20回も『転法輪』を写し終えました。写せば写すほど、写したくなり、一回写し終えるとまたもう一回写したくなります。一回写し終えると、本当に一肌抜けたようでした。一部の人心がなくなり、強烈な執着心が少なくなりました。特に頭に詰まっていた育て親に対する深い恨みは、師父がおしゃったように「花崗岩のような硬い石です」(『2004年シカゴ法会での説法』)のようで、もし師父の大法でなければ、どの功法も動かすことができません。前は法を学ぶ時にまったく落ち着かなかったので、その執着心をどうにもできませんでした。発正念して、この物質が割れたと感じましたが、また元に戻りました。この二年間法を写したことで、今はその物質が崩壊し、解体し始めたと感じました。頭がすっきりして、心が徐々に落ち着くようになり、正念が強くなり、邪悪が迫害する企みを解体しました。

 少し前、ある町で真相資料を配りに行く時、真相を知らない人に通報され、私はその場で数人の警官に取り押さえられ、まだ配っていない真相資料を奪い取られました。警官が突然現れることに驚かず、智慧を使って警官の言いなりにはならず、警官と周りの人に真相を伝えました。最後に師父の慈悲なるご加護のもと、警官と人々の前から逃れました。このようにできたのは法を写し続けたためであり、生命が法に同化して自然に現れた一種の状態なのです。

 2009年5月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/18/201105.html