日本明慧
■印刷版   

河北省保定市:朱蘭英さんは、長年にわたって迫害された(写真)

(明慧日本)朱蘭英さんは、河北省保定新市区韓村郷の沈庄村の農民である。法輪功を修煉していることを理由に、韓村郷から巨額の罰金を科され、さらに韓村郷の派出所の警官に殴られ、長期に亘り、不法に留置場や、刑務所に拘留され、迫害を受けた。そして、法輪功の真相を伝えたため、石家庄の河北省女子労働教養所に不法に拘留された。

朱蘭英さん

 朱蘭英さん(45)は、かつて腰椎椎間板ヘルニアや、婦人科系の病気、副鼻腔炎、喘息などの病気を患っていたが、法輪功を修煉し始めてからは、全ての病気が完治した。2001年、朱蘭英さんは陳情しに上京した。しかし警官らに殴られ、保定市に連行された。韓村郷派出所の警官ら(当時の所長・黄新宅、副所長・楊春涛)は再び朱さんを殴った。そして、韓村郷(当時の郷長・馬躍彬)は「法輪功修煉者を管理する経費」を口実に朱さんから10万元(約140万円)をゆすり取った。朱さんは留置場で数カ月間拘留された後、再び満城県太行刑務所に移送されて、不法に3年間拘留された。2004年に、朱さんは家に帰されたが、韓村郷派出所の警官に私生活を侵害された。

  朱蘭英さんの母親と、兄も法輪功修煉者である。母親は娘が拘留されたことでショックを受けて死亡した。2番目の兄・朱金祥さんは、かつては多くの病気を患っていたが、法輪功を修煉してから、元気を取り戻した。1999年以降不法に拘留され、罰金を科され、2005年12月に死亡した。朱さんは修煉を放棄しなかったため、10万元(約140万円)の罰金を科されたが、朱さんはお金がなくて罰金を払えなかった。そのため、朱さんは2008年に沈庄村から村民1人ずつに支払われる公金の3万5千元と、母親と兄の分を差し引かれた。朱さんは上訴しようとしたが、提訴できなかった。2008年2月19日、朱さんが真相を伝えた時に、満城県賢台郷の派出所に連行され、韓村郷派出所に移送された。朱さんの兄は韓村郷派出所を尋ね、妹の釈放を要求した時、2000元をゆすり取られた。朱さんは不法に保定市留置場に拘留されてから、石家庄市の河北省女子労働教養所に移送され迫害を加えられたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年5月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/19/201151.html