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遼寧省本渓市:威寧労働教養所での「宙吊りの刑」(写真) (明慧日本)遼寧省本渓市威寧労働教養所での「宙吊りの刑」とは、二つのベッドを横に並べ、法輪功修煉者を真ん中の鉄枠に乗せ、四肢を手錠(外傷を隠す為に後には縄に変えられた)でベッドの四角に固定し、引っ張る刑のことである。とりわけ動揺しない修煉者に対してはさらに断続的に引っ張り続けた。つまり、ベッドを両側に引っ張り、真ん中の隙間に煉瓦を置く。毎回煉瓦を入れる時には、受刑者の体が多大なダメージを受けた。
威寧労働教養所の警官・陳忠維と劉紹実は、気が狂ったかのように法輪功修煉者を虐待している。彼らは営口市の修煉者の李慶環さん、張樹鵬さんを巧みに騙し、思うようにならなければ、また暴力を振るって迫害を加えた。警官・丁会波の指示の下で、悪人らは2人の修煉者に対して数々の拷問をした。李慶環さん(50)は、本渓市威寧労働教養所で昼夜連続して7日間「宙吊りの刑」を受けた後、体調が崩れ、2009年4月5日に死亡した。 遼寧省鳳城市の修煉者・梁運成さんは、2006年1月3日、民衆に迫害の真相を伝えた時、警官に強制連行され、不法に本渓市労働教養所に移送された。労働教養所では十数人の警官に攻撃され、昼夜連続して眠らせてもらえず猛打された。悪徳な警官は数回にわたり彼に「宙吊りの刑」で、最長で21日間も彼をベッドに縛りつけていた。 2009年4月13日、本渓市の警官は盤錦市の法輪功修煉者・高東さんを車からある野菜市場に投げ捨てた後、去って行った。体が極めて衰弱していた高さんは、地面に横たわり、下肢は身動きできなかった。恐らく「宙吊りの刑」を受けた模様だった。その後、高さんは助けられ、その場を離れたという。 統計によれば、2000年から2006年までの間で、30人近くの法輪功修煉者が本渓労働教養所で「宙吊りの刑」により迫害されたという。 2007年にこの拷問を受けた修煉者は楊満志さん(本渓)、王玉珠さん(山東省海陽)、劉廣慶さん(盤錦)、張亜威さん(盤錦)、程光輝さん(朝日)らである。2008年には宋吉威さん(丹東)、張国宇さん(大連)、張志剛さん(鉄嶺)、高東さん(盤錦)、王仲明さん(本渓)等がこの刑を受けた。2008年9月末、北京から移送された7人の修煉者がここに拘束され、そのうち2人は既に「宙吊りの刑」による迫害を受けたという。
(注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページに参照) 2009年5月24日 (中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/5/20/201272.html) |
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