ドイツ・ベルリン:「公での脱党声明を9年待った」(三)
(明慧日本)
中共は大陸最大の犯罪グループ
本当に彼に中国共産党とは一体どんな組織であるかを考えさせたのは、法輪功に対する弾圧と、ただ法輪功のために話をしただけで迫害されることだった。「私たちは事実をきちんと机の上に並べているだけです。これが一体どんな罪を犯したというのですか、一体誰が罪を犯しているのでしょうか?」 張明さんは、「私は罪を犯しておらず、中国共産党こそ大陸最大の犯罪グループです。彼らは刑務所、警官、軍隊、先進の交通、通信システムを持っている上に、一党独裁であり、善悪と白黒を転倒させています。口ではうまいことを話しながら実際は悪いことばかりして、他の人の異見を許しません。中国共産党は14億人の民主と自由を剥奪したのです。彼らは他の人を迫害した時、いくつかの身代わりを探して、責任を一部の人の身に転嫁し、党は依然として栄光ある偉大で正しい存在であるとして、引き続き民心を騙し、迫害するのです」と語気を強めた。
2000年、張明さんは法輪功のために話したことにより拘留された時すでに脱党したかったという。「私はずっと立ち上がって脱党しようとしましたが、チャンスがありませんでした。私の今居住している町はとても小さくて、中国語の大紀元さえ見ることが少なく、数カ月前に人から米国の一つの脱党ホットラインを教えて頂いて、やっと脱党支援サービスセンターと連絡することができて、ネット上に本名で脱党声明をしました」
張明さんは中国共産党の党・団・隊から脱退する(三退)ことは、現役の党員と隊員である中国人だけでなく、かつての団員と隊員をも含むことを知った時、彼は、決して5千3百万人だけがネット上で脱党声明をしたのではなく、「中国人は普遍的に共産党に対して反感を抱いており、脱党しようとする人は決して5千3百万人に留まりません。人々は少しずつ中国共産党の真実の顔がはっきり見えるようになり、多くの人がどのようにして中国共産党の党・団・隊から脱退できるかを知った時、ますます多くの人が脱党し、中国共産党の解体は時間の問題だと信じています」と表した。
脱党することこそ愛国
脱党した張明さんは更に多くの人がこの「大陸最大の犯罪グループ」である中国共産党から脱退するように希望した。国内の友人が半ば冗談で彼に「党を裏切り祖国を裏切った」と言った時、彼は、「私は党を裏切ったことは認めるが、祖国を裏切ったことはなく、私はまさに国を愛するがゆえに、党を裏切ったのです。その上私はこの大陸最大の犯罪グループを裏切ったことを実に誇りに思っています。中国共産党は口では調和社会と言いながら、実際には腐敗の極みで、民衆のお金をすべて彼ら自身の懐に取り込み、自分は嘘を言うのに、他の人が本当の話を言うことを絶対に許しません」と言った。
張明さんは、「もし本当に中国を愛し、中国人民を愛していれば、直ちに嘘八百を言う腐敗極まる中国共産党とその関連組織から脱退すべきです」 「中国共産党は中国ではなく、中国は中国共産党ではありません」と強調した。
9年の願いが叶った
2009年4月25日、張明さんは列車で3時間あまりかけてベルリンに明け方に着いた。9年間待ちかねた後に、ようやくブランデンブルグ前、ベルリンの初春の暖かい日光の下で、公然とマイクで脱党を宣言して、心の中に抑えていた9年の思いを吐露した。彼の話は直ちにドイツ語に訳されて、周囲で足を止めて聞くドイツ人に、1人の中国人の、心の声を理解してもらった。
「法輪功のために話をしただけで、私は中国共産党に迫害され、しかたなく心から愛する祖国を離れました。兄はのちに天津で弁護士を頼んで、裁判所に私の訴訟を撤回するように求めました。しかし彼らは取り合わず、受け付けませんでした。後になって、上からの政治的圧力があまりにも大きいことを裁判所の知人を通して知りました。私は中国に家があっても今は帰ることができません」 張明さんは、「中国共産党が解体した日に国へ帰ります」と高らかに宣言した。
(完)
2009年5月26日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/8/200459.html)
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