法を暗記する目的
文/中国大陸の大法弟子
(明慧日本)法を正す過程に従い、多くの同修たちは法理への認識が深くなり、法を暗記し始めました。なぜ法を暗記するのでしょうか。それはよく学法し、大法に同化するためです。では、どうやって法を暗記するのでしょうか。心理状態をよく浄化し、念を集中してから一心不乱に法を暗記すると、大法の一文字一文字が目の前に現われてきます。
しかし、実際はどうでしょう? 自分を例にして話しましょう。毎日ある時間帯で一部分の法を暗記しました。常人のように暗記のスピードだけを追求し、計画通り暗記できれば、安心します。ですから、法を暗記する時、いらいらして法を暗記しながら時間を確認し、暗記の進度が気になっています。時間になっても暗記できない場合、機嫌が悪くなります。この状態が続くと、ある機制あるいは生命体ができたような気がします。法を暗記したとたんに、その機制に引き込まれ、任務を達成する心をもって暗記するようになりました。その心理状態はもう純粋ではないので、大法の内包を現すことができるのでしょうか? では、あなたは法を得て、法に同化することができるのでしょうか? 長くなると、緊張し、修煉状態も悪くなって、大法からどんどん離れ、正念もますます弱くなりました。
法を暗記する目的は法に同化することであり、法を暗記する過程は即ち法に同化する過程だと思います。しかし、私は心性が高まるどころか、執着が拡大し、強くなりました。こんな心を持って学法すれば、師父と大法に対する尊敬ではありません。そして、邪悪にこれを口実として迫害されました。自ら身体に大きなダメージをもたらしました。
中国大陸は特にそうで、教訓も多いのです。いつも、ダメージを受けた状態から、少なくとも半年または1年もかかって、やっと正常な修煉状態に戻ります。繰り返してすると、法を実証すること及び衆生を救い済度することにも影響を与えました。
法を暗記する時、大法弟子なりの穏やかな心理状態を持つべきだと思います。私たちが法を暗記する目的は、法に同化することではありませんか? 法に同化する目的は、慈悲心を修めることではありませんか? なぜ基準に達することができないのでしょうか? ですから、法を暗記する時、穏やかな心を持って、雑念を取り除き、主意識を強め、学法の効果を重視して法に同化すべきだと思います。
ある同修は「私は法を暗記し、円満成就する時、大法の全部を持って帰ります」と言いました。大法はもともとあるもので、新しい宇宙及びいかなるものの根本です。大法弟子はただ法に同化し、円満成就しても大穹の数千万分の一にしか同化できません。宇宙大法のすべてに同化することはできません。そのほか、『転法輪』のこの世間の表面文字だけを暗記できたら、法に同化したというわけでもありません。
高い次元の法の基準に達することさえできさえすれば、法の内包はあなたに現れてきます。ですから、文字だけを暗記し、心が純粋ではなければ、高い次元の法を得ることができません。
では、法に同化した心理状態はどのようなものでしょうか? 心性が高くなり、心が純粋になり、身体が元気になり、法理がはっきり分かるようになり、正念が強くなり、法を実証し、衆生を救い済度することに積極的に参加し、法を正す過程に従うことだと思います。
以上は、私の現段階の認識です。
2009年5月28日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/27/201709.html)
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