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四川省:法輪功修煉者・劉天厚さんが生前受けた迫害の真相(写真)

(明慧日本)四川省凉山州会理県の法輪功修煉者・劉天厚さん(75)は2008年10月27日夜、楽山五馬坪刑務所で迫害されて死亡した。劉さんの妻(体が不自由)は夫の遭遇を悲しんで同年の旧暦5月10日に死亡した。

法輪功修煉者・劉天厚さん

 劉さんは2006年4月15日に自宅で国家保安大隊の楊紹亮らに家財を没収され、連行されて、3年の労働教養を科された。

  劉さんは元軍人で、正直者で、よく他人を手伝った。しかし、劉さんは軍隊で負傷し、復員後に農業に従事したものの、長期に亘る厳しい労働と弾丸の怪我の影響で、脳の萎縮・心筋炎・高血圧などの病気を患っていた。発病した時、耐えられないほど辛かったという。ところが法輪功を修煉してからは、劉さんのすべての病気が完治した。劉さんは、息子から面倒を見てもらう必要がなくなっただけではなく、体の不自由な妻の面倒まで見るようになっていた。

  しかし、正直者で人に優しい劉さんは「真・善・忍」を信奉しただけで、悪らつな中共の手によって不法に連行され、10回も拘留された。

 劉さんは、2005年8月1日、四川省の攀枝花(はんしか)市で真相を伝えたところ、通報されて、塩辺県の警官に不法に連行された後、強制的に拘留された。また劉さんは、8月3日には会理県の国安大隊の手で留置場に移送された。4日間断食で抗議したものの重体になったため、8月12日にようやく家に帰された。

  2006年4月15日、無実の劉さんは、自宅で会理県の国安大隊・楊紹亮らに家財を不法に没収されると共に、連行された。さらに劉さんは、3カ月の不法な拘留後、7月28日午前に会理県の裁判所で不法な審判を下されている。劉さんは、真相を伝える理由を法廷で聞かれたとき、次のように答えている。「私が真相を伝える理由は、中共の手による蘇家屯での生体臓器摘出の蛮行が、見るに耐えなかったからです。法輪功(ファルンゴン)への迫害を停止させるため、私は世の人々に真相を伝えているのです。私たちは、より善い人になりたいだけです。迫害を止めさせたいだけなのです」 悪らつな警官は、劉さんの審判の結果を聞かないまま、再び劉さんを不法に連行し、3年の労働教養を科した。

  劉さんの死に対して、会理県の公安局、検察院、裁判所は罪を逃れられない。劉さんは国安大隊・楊紹亮、また会理県の検察院、裁判所の陳娥らに無実な罪名で判決を下された。劉さんの家族はかつて裁判所に一時出所(体が不自由な妻がいるため)を要求し、村と郷に認められたが、裁判所また国家保安大隊は依然として劉さんを五馬坪刑務所に移送した。

  2008年10月24日、劉さんは重体に陥り、同月27日まで五馬坪刑務所は紅旗派出所に頼んで、家族に劉さんの状況を伝えた。しかし、紅旗派出所の警官は「劉さんの自宅まで車で1時間かかる」と言ったが、実際の距離は徒歩で20分であった。

  劉さんは迫害により、長期に高血圧の病状が現れていたが、警官は無関心で放置していた。そして病院に送られる途中死亡したという。

  2009年5月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/29/201819.html