馬三家労働教養所:警官は殺害を企み、自殺声明に署名するよう強制した
(明慧日本)馬三家労働教養所の警官は、遼寧省610弁公室の命令の下で、法輪功修煉者・于ミンさんの殺害を企んでいる。また他の法輪功修煉者を脅迫して、完全に転向させようと考えている。
瀋陽市に住む于さんは、2年半の刑罰を言い渡され、2008年9月に満期を迎えたが、警官は何の理由もなく、刑期を1年延長して于さんを馬三家労働教養病院から馬三家労働教養所一所三大隊(2008年9月に完成した法輪功修煉者を迫害する大隊)に移送し、遼寧省610弁公室は完全な転向を命じた。警官は于さんに自殺声明に署名するように責めたてて殺害を企み、この方法で于さんを迫害する罪を逃れようとしている。于さんはこれを拒否し、署名をしないので、警官は強制的に拇印を押させて暴行し、電気ショックを与えて、数日間吊るした。
大勢の警官は8万ボルトのスタンガンで于さんに電気ショックを与えた。普通は5万ボルトを使うが、8万ボルトを使用するようにと労働教養所が特別に指示したもので、とくに法輪功修煉者への迫害に使われる。話によると、8万ボルトで長時間電気ショックを与えると、牛や馬も気絶するという。警官は于さんを足で踏みながら、スタンガンで電気ショックを与え、鉄棒で于さんの頭部を殴り、気絶させた。地面に倒れた于さんの身体は血だらけで、冷たい水を掛けられ、衣服に付いた血痕と身体に付いた血を洗い流した後、服を変えた。そして刑務所病院の医者を呼び、切れた頭を20〜30針縫い、気絶した于ミンさんを隔離して刑務所に入れた。于さんは1週間昏睡状態だったが、その間、家族には何の連絡もなく、病院で治療することもしなかった。
警官は610弁公室の指示に従い、鉄棒で于さんの頭を殴って殺害し、自殺したように見せかけようと計画した。こうすることで、警官は、捏造した自殺声明で、于さんは自殺したと、家族をだますことができ、責任を逃れることができる。さらに610弁公室から褒められ、他の法輪功修煉者を脅迫して、完全に転向させることができると思っていた。
于ミンさんは今になってもずっと隔離されている。警官は、于さんを迫害した罪を暴露されることを恐れて、于さんの消息を隠蔽している。去年の8月から今日まで9カ月間ずっと家族との面会を拒否し、日用品などを渡すことを禁じている。家族は何度も見舞を許可するよう要求したが、警官の言い訳によって拒否された。そのため家族は、刑管局などの関連機関を訪れたが誰も無関心だった。警官は労働教養所の迫害情報が漏れることを恐れていて、満期になり釈放される人に対して、細かく調べ、全身の服を脱がせて、電話番号などが身体に書いてあるか、ないかを調べる。労働教養所が情報を隠蔽していたために、于さんの情報を得るのに手間取った。
于さんは3度、不法に理由もなく労働教養収容処分を言い渡され、計8年間拘禁されていた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年5月31日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/26/201655.html)
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