日本明慧
■印刷版   

正々堂々と真相を伝え、民衆を救う(二)


文/中国大陸の法輪功修煉者

(明慧日本)

  四、邪魔をする人に直接真相を伝える

  煉功を始めた頃、近所に住んでいる町内会の主任がいつもトビみたいに私の煉功を覗いていました。ある日、町内会の会合で私を皆の前で叱りました。「お前は死の恐怖を知らないのか? 修煉を続けるな」ということでした。私は、修煉したら体がとても元気になるし、気持ちもよくなると返事をしました。この町内会の主任は非常に悪辣な人で、かつて、数回大法弟子たちを密告したことがあるというのです。それを聞いて私は、彼女に直接真相を伝えようと、『九評共産党』を渡しました。すると彼女は、「あなたは私を救うことができると信じている」と話しました。私は、救っているのは大法の師父であり、私ではないと教えてあげたのです。

  2004年、私は店を新しい場所に移動して、引っ越しました。ある日、私は裏の階段の隙間のスペースを利用して煉功しているところをある女性に覗かれました。その女性は私に向かって、「あなたは今もまだ法輪功をやっているの?」と聞きました。私は、法輪功は非常に良いからと答えました。どういうところが良いか、どのように良いかをしばらく彼女に伝えました。彼女は抵抗なく帰りました。後で彼女はこの地域の町内会の主任であることを知りました。再び彼女に会った時、私は相変わらず真相を伝え続けました。さらに彼女に、悪には悪の報いがあり、善には善の報いがあることを伝えました。彼女、「私は今まで資料を全部捨ててしまったが、どうすれば良いか」と聞いてきたのです。私は彼女に「知らない人には罪を問いません。ただ、今日あなたは真相を知ったのでこれからは捨ててはならず、あなたに神の恵みがあるのです」と言って、私は法輪功の護身符のお守りをあげました。

  それから、私は『九評』を直接自分の店の前で配布するようになりました。これで、数十キロ離れた知らない人がわざわざ私の本屋を訪ねて、真相資料や『九評』をもらいに来る人が出てきたのです。私はそれを見て、人心が動いてしまったのです。これでは全市に知られてしまうという考えが少し出てしまったのです。すると、本当にある日、茶色のサングラスをかけた普通の人とは異なる格好をした人がやってきました。私は師父の教えを思い出しました。真相を伝えることは最も有力な身を守る「武器」であることを思い出して、その人に法輪功の真相を伝え始め、『九評』を紹介しました。それから、この人は毎日来て、来たら私の傍に座るのです。私は彼が来ている目的を知っているので、発正念を強くして、ほかに何もしないのです。彼が口を開いたら私は彼の話に乗せて真相を伝えました。彼は私を騙して中の部屋へ行かせるように誘導しました。その目的は分からなかったのですが、私の手元に彼の欲しがっているものはなかったので、彼の陰謀は実現しませんでした。

  ある日、私が彼に『九評』を紹介すると、『九評』をくださいというので、私は警戒心を忘れてしまって、中の部屋へ『九評』を取りに行ったら、彼も私について中の部屋に入り、彼はあちこちを調べはじめ、天井まで調べました。私は何も知らなかったように前に出てきたら、彼もついて前の部屋に出てきて座りました。座った途端、彼は急いで語り始めました。「あなたは私が誰か知っているのか? 市政府はあなたを注目し始めている」と彼は言いました。私は「あなたは共産党がいかに悪いかを知っているでしょう。彼らは天安門広場で大学生を機関銃で射った後、戦車で轢き殺しました。中共はこんなに何でもやってきた悪魔なので私は彼らを暴いて崩壊させます。これ以上人殺しをさせません」と言うと、「あなたの息子はまだ幼いから、絶対に気をつけてね!」と彼は言いました。 

  その後も、彼は数回商売のことで来ました。サングラスもかけず、態度も友好になり変な格好をしなくなりました。私はもちろん彼に引き続き真相を伝え、彼に脱党を勧めました。私は彼に、もし天が中共を滅ぼすことが本当なら、あなたは脱党しますかと聞いたら、彼はそれでも脱党しないというのです。私は彼に「あなたはまだ真相を信じていないから脱党しないでしょう。しかし全部真実とわかった後は、あなたは絶対脱党するに違いない」と言いました。それから数日後、彼は私に別れを言いにきて、ほかの町に行くと言い、自分の名前を教えてくれました。

  ある日、また恐怖心が襲ってきました。私が真相資料を公の場で配布しているのを警察が知ったらどうしようと思いました。その考えがあってから2日後に本当に巡回している警官が3人お店に入ってきて、右を見たり、左を見たりして何も見つからなかったので出て行きました。彼らが出て行った後、私はせっかく入ってきたのに、真相を伝えなかったので惜しいなと思ったら、この3人が再び入ってきました。私は彼らに何を探しているのかか尋ねると、3人の中の背の高い人が「あなたの店に資料があると聞いてきた」と言うのです。

  事実、資料は机の上においてあったのですが、彼らは見つからなかっただけだったのです。私は新聞を指してあなたはどのような資料を探していますかと尋ねると、彼らは新聞ではなく、法輪功の資料を探しているというのです。私は、「法輪功ですか? 法輪大法は素晴らしいですよ!」と具体的に彼らに直接真相を伝えました。聞いてから、3人の中の少し太った格好の人は「分かった。自宅で修煉しても良い」と話しました。私は、「しかし、政府はまだ、煉功はだめと言っています」と言うと、さっきの高い人は「煉功は関係ないが、資料を配布したらお前を逮捕する」と言いました。私は心の中であなたが何を言っても、あなたの決めることではないと思いました。私の心にそのような考えが出た途端、彼は急いで車に乗り、車のドアをまだ十分閉めないまま背の高い警官は車を走らせて去ったのです。

  またある日、地元の知り合いの親戚に警官がいました。彼が店に入ってきたので、私は彼に『九評』を紹介し、読むように勧めました。彼はその本があるかかと聞くので、私は取ってきて彼に見せました。しかし、心の中で彼がもし親戚の警官に密告したらどうしようと考えてしまいました。翌日、公安出張所の所長が2人の警官を率いて本屋に入ってきて、店で『九評』を売っていると聞いてきたと言いました。私は売っていない、売ったことはないと返事をしました。傍にいた近所の人も私の代わりに、絶対に売っていないと説明しました。その所長は私の向こう側に座って笑顔で話していたので、私は彼に真相を伝え始めました。『九評』について話そうかなと思いましたが、怖くて口から言葉が出て来ませんでした。しばらくしてから、その所長は部下を連れて帰りました。

  数日後、もう1人の所長が2人を率いて店に入ってきました。私は分かりました。前回『九評』を言うのを恐れたため、その心をなくすために来たに違いないと悟りました。彼らが来てから私の鼓動は激しくなりました。私はちょうど朝食中でした。その所長が私に、公安当局に行って事情を聴取したいと言いかけました。私は食事中だったのですが食事をやめて行って真相を伝えたいと思いました。するとその所長は食事が終わってからでいいからと言いました。私はこの隙を利用して発正念をしました。所長は部下に私の資料と本を調べるように指示しました。その後、所長は私に向かって、「自分で読んでもいいから、配ってはいけない」と言いました。

  1人の警官が私の引き出しの中を調べ始めました。私は心を抑えて彼らにゆっくり真相を伝えました。私が『九評』について話しだしたら、その警官は笑ってしまい、所長が隣に入ってしまいました。私はずっと『九評』について話し続け、真相を伝え続けました。私の資料はすべて自分で読んでいるワンセットしかありませんでした(彼らは3冊の『九評』を見つけていた)。話しているうちに恐怖心がなくなり、私は師父に助けを願いました。彼らが私の私物を持って行ってはいけないと願いました。『九評』の話が終わると所長が入ってきて、直接部下に、帰ろうと話しました。若い警官が所長に、資料の整理がまだ終わっていないと回答すると所長が、そこに置いて帰ろうと言って出て行ったのです。私は、彼らが私を警察当局まで連行すると思い、店のシャッターを下ろして行く準備をしたら、所長は車のドアを閉めて去って行き、私は「テスト」に合格したことがわかったのです。

  五、やっても結果を追求しない

  私はある若者に、2003年から大法の真相を伝えてきました。2005年から『九評』を紹介していましたが、毎回彼は聞きたくなく、話しかけたら出て行ってしまうのです。数年にわたって同じ様子でした。ある日、彼はまた店にやってきました。私がまだ話をしていないうちに、彼は「あなたのその法輪功の本はありますか? 何冊か欲しいです、上司に読みたいと言われたから」と言いかけました。彼が話している法輪功の本とは『九評』のことでした。数日後、彼は同僚を連れてきて真相資料を持って帰りました。

  また、ある警官は、私が彼に『九評』を紹介すると彼はこっそり私の耳に、「このことをあなたは私に話しても大丈夫ですよ、だが他の人に言わないでね」と話しました。半年後、町で彼は大声で中共を罵っていました。もちろん言うまでもなく脱党しました。

  もう1人の警官は、何か新たな真相資料が来たら私はいつも彼にこっそり届けていました。ある日、私は直接彼に真相を伝えました。彼は法輪功を修煉してみたいと話しました。彼の近所に法輪功を修煉してから非常に元気になった人がいるというのです。ある日、私は彼に脱党の重要性を伝えました。彼はこっそり私の耳に「このことは自分で分かったら良い、他の人に言うべきではない」と話しました。私は彼に『三退』のカードを渡しても受け取りませんでしたが、大法の護身符(お守り)をあげたら受け取りました。

  ある会社の課長は、彼にいくら真相資料と『九評』を話しても聞こうともしないし、受け取りません。商売は商売と言いながら、真相の話に耳を傾けてくれないので、私は彼に直接言うのをやめて発正念をしました。時々会うから、「三退」をまだしていないのかと聞くと、いつもまだしていないと返事をしていました。脱党もしないとはっきり回答していました。2005年から2008年まで私はずっと脱党を勧めてきました。ある日、また「三退」の話をしたら、彼はそうですね、「三退」しましょうと喜んで受け入れてくれたのです。

  今年は神韻公演のDVDを配布することにしています。1人のお客が私の本屋に買い物に来ました。私は彼に真相を伝えましたが、聞きません。共産党も信じない、法輪功も信じないというのです。神韻公演のDVDが届いたので、さっきのお客に1枚あげました。彼はもらおうと手を前に出したのですが、私が法輪功修煉者と思ったかどうか、手を引き、受け取るのをやめました。3月末、彼は再びやってきました。そして、この神韻の公演は本当に言われている通り素晴らしいのかと聞きました。私は、全世界の人がみんな憧れて鑑賞していると紹介しました。そうすると1枚ほしいと言い出したのです。「もう遅い。今は手元にないので、もし欲しかったら明日もう一度早めに来てほしい」と彼に伝えました。翌日、約束通り、彼が来て神韻公演のDVDを受け取りました。

  六、師父はいつも私の傍におられる

  「修は己にありて、功は師父にあり」(『転法輪』)。私が今日まで修煉の道を歩んできたのは全部師父のご加護の下であるに違いありません。師父は私を慈悲の心で守り、私を悟らせ、私の道を正してくださいました。上記の記述も全部その証しです。

  法を得る以前、私はよく人に占いをやっていました。法を得てもしばらくの間それを完全に放棄できず、他の人の占いが当たったと聞いたら嫉妬しました。ある日、1人の同僚が訪れました。私は彼に占いの術を話しました。話しているうちに私の胸が痛くなり、師父が私にこれは言ってはいけないことだと悟らせているに違いないと思ったら、胸の痛みがなくなったのです。占いの話をしたらまた痛くなり、やめたら痛みがなくなるのです。また言うともっと激しくなり、間違って話したら耐えられないほど痛くなりました。この様子を同僚が見て、あなたの師父は凄いねと話しました。

  法を得る前、家庭内はトラブルが多くて崩壊寸前に追い込まれました。私はそれに耐えられなくなってずっと自殺を考えてきました。法を得ましたが、法の基準でものごとを判断することを理解できませんでした。ある日、私は品物を店に入れるために外出し、車の中でビデオを見ていました。ビデオの中で演じた主人公が最後に自殺しました。当時、私は片手の爪で片手の手のひらを指したら、非常に痛いのです。これは師父が私に自殺してはいけないと悟らせているに違いないと思いました。その後、大法の本の中で、「煉功している人は自殺をしてはいけない」(『転法輪』)と書かれていることを思い出しました。自殺も殺人と同じです。それから、私は自殺の考えを完全に放棄できたのです。

  法を得てから、最初は夫に対する恨みは非常に強いものでした。それで、一度修煉まであきらめていました。私はこの恨みの心を放棄できないと思ったので修煉をあきらめていました。10日間、法を学びませんでした。しかし、法を学ばなかった日々は、心の中がとても苦しくて不安でした。不思議に小さなことでも不平に感じて涙をこぼしてしまったり、落ち込んだりしていました。毎日泣きたかったのです。この状態はずっと私が再び法を読み始めるまで続きました。これも師父が私に修煉をやめてはいけないことを教えられたに違いありません。この、千年、万年も滅多にないチャンスを逃してはいけないことを教えてくださったのです。それから私は二度と修煉をあきらめようと思ったことはありません。

  私は執着心を押さえられなくなって、真相を伝えることを遅らせたら、師父は夢の中で私を悟らせてくださいます。夢の中で私の周りのすべてのものが腐ったり、かけらになったりしました。私が争いの執着心を押さえられない時、夢の中で私が住んでいる家が爆破されるのです。あるいは誰かが殺される夢を見ました。あるいは、現実の生活で車の事故に遭いました。私には時間を大切にして真相を伝え、大勢の自分の世界にいる衆生を救う道しかないのです。私が発正念をする時にいつも私に助けられた命を見せてくれるのです。私は真相を伝えている時、師父はいつも傍にいて守ってくださいます。ある日、3人の兵士が店に入ってきました。私は真相を伝えました。彼らは悪意を抱いて私を告発すると言い出しました。当時、私には恐怖心はありませんでした。彼らが町で一生懸命に電話をかけても電話が通じなかった様子を見て、私は師父が私を助けてくださったことを知ったのです。今後も私は必ず時間と大切にして法をよく学び、執着心と人の心を全部捨てて精進し、もっとたくさんの人を救い、自分の先史の誓約を果たします。

 (完)

  2009年6月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/23/201479.html