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河北省:女子労働教養所は法輪功修煉者を奴隷扱いしている

(明慧日本)中国共産党政権は2008年のオリンピック期間中、約400人の法輪功修煉者たちを河北省石家庄市女性労働教養所に拘束した。その中の、90%以上が地元以外の法輪功修煉者であった。収容所では、拘束中の法輪功修煉者たちに対して長期に過度の労働をさせた。その中には50歳以上の人が多くいた。

 オリンピック期間中、中共政権は捕らえた法輪功修煉者たちを、石家庄市女子労働教養所に移送した。第四大隊は「転向」しない法輪功修煉者だけを拘束していた。第四大隊の迫害状況は一番残酷である。第三大隊は強制的に「転向」させられた法輪功修煉者たちを拘束していた。拘束中の全ての法輪功修煉者たちは長期に過度な労働をさせられていた。毎日朝6時から夜10時まで、荷物を車に積み込む作業をさせられた。昼間は30分の休憩時間しか与えられなかった。積み込む荷物は主に風呂場で使うカーテンである。情報筋によると、このカーテンは海外に輸出しているという。

 過度な労働により、拘束中の法輪功修煉者たちは、精神的、肉体的に苦しみ、大勢の人が白髪になってしまった。労働教養所の中では、食事が非常に悪く、朝と夜はお粥と漬け物しかない。昼ご飯だけは野菜スープを食べられる。長期に亘って満腹にならない条件の中で、栄養不足になり、強制労働中に心臓病が発生し、階段で倒れてしまった人もいた。第三大隊・隊長は経済利益を得るために、法輪功修煉者に仕事量を設けた。決められた仕事が完成できない場合、買い物や家族との面会も許可しなかった。

 張家口の法輪功修煉者・楊粉枝さん、邯鄲の法輪功修煉者・郭瑞雲さんは「転向」を拒否したため、24時間監視されていた。昼間は強制労働をさせられ、夜は立ったままで、座ることを禁じられた。郭さんは、昨年から今日まで長期に寝かせないという刑罰を受けていた。長期に立ったままで、座らせないという刑罰で、郭さんの足は腫れあがり靴も履けない状態だった。郭さんは法輪功の修煉を放棄しないため、隊長・呂亜琴に収容期間を1カ月延長された。法輪功修煉者・彭桂欄さんは絶食で抗議を行っていたため、危険な状態に陥り、口から血を吐き出した。

 石家庄女子労働教養所の中共関係メンバーは、各地から選んできた一番邪悪な人物であるという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年6月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/15/200949.html