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吉林省:女性教師、3年連続の不法労働教養を科される

(明慧日本)吉林省乾安県の法輪功修煉者・容春玲さんは、いわゆる「転向」を拒否したため、2008年7月16日、不法に科された労働教養が満期になったにもかかわらず、またその当日乾安県水字鎮の派出所所長・呂永豊と公安局の警官に不法に連行され、監禁された。7月31日、痩せ細った容さんは、吉林省の黒嘴子労働教養所に移送され、監禁された。容さんは長春黒嘴子労働教養所で3回目の迫害を受けることになった

 容春玲さん(53歳女性)は、乾安県水字鎮の中心学校の元教師だった。2006年4月20日午後、乾安県の国安大隊の警官・李彦波は5〜6人の警官をつれ、乾安県水字鎮の法輪功修煉者の自宅を不法に捜査した。警官たちは、法輪功修煉者の家をかき乱し、法輪功に関係あるものを見つけると、その法輪功修煉者を強制的に連行した。容さんもこのように乾安県留置場に連行され、その後1年の労働教養を科された。

 2007年6月11日、乾安県公安局警官の2人は乾安県水字鎮の派出所の警官・孫太玉と一緒に、法輪功修煉者の家を「家庭訪問」と名乗って調べてまわり、容さんの家にも来た。そして、1年間の不法な労働教養を終え、家に帰って40日あまりしか経っていない容さんをまた強行的に連行した。2007年7月、容さんは不法に1年間の労働教養を科され、長春黒嘴子労働教養所に送られた。

 2008年7月16日、家族は労働教養所からの通知を受け、容さんを迎えに行ったが、容さんはもうすでに乾安県水字鎮の派出所所長・呂永豊と公安局の警官に不法に連行され、監禁されていた。容さんの不法な労働教養期間中、ご主人は病気で亡くなり、義理の父はショックで脳血栓になってしまい、自立した生活ができなくなっていた。そのため、容さんの息子はお爺さんの介護をするため、仕事を辞めなければならなかった。

 乾安県の留置場にいるとき、警官は容さんに修煉を放棄する「保証書」を書くこと強要したが、容さんは従わなかった。そのため、2008年7月31日、痩せ細った容さんは、再び1年と9カ月の労働教養を科され、吉林省の長春黒嘴子労働教養所に移送された。

 現在、容さんは、長春黒嘴子労働教養所の警官・申大隊長、席桂栄、金立華、徐幹事、岳科長などからの拷問を受けて、毎日、奴隷のような労働を強要されている。その労働を拒絶すると、殴られたり、蹴られたり、罵られたり、スタンガンでショック与えられたり、寝ることを許されなかったりと酷い迫害を受けている。また、乾安県水字鎮の派出所所長・呂永豊と公安局の警官は不法に連行し、監禁した後、成分が不明な薬物を容さんに注射した。現在、容さんの体は非常に衰弱しているという。

 2009年6月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/15/200934.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/5/30/107850.html